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6.41点(レビュー数:17人)

作者岩明均

巻数1巻 (完結)

連載誌ヤングアニマル嵐:2001年~ / 白泉社

更新時刻 2012-08-21 12:48:44

あらすじ 紀元前216年イタリア半島。一触即発のムードの中向かい合うローマ軍とカルタゴ軍の兵士ら。そして雄叫びを合図に戦いの火ぶたがきって落とされるところからこの物語ははじまる。

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ヘウレーカのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全17 件

6点 gundam22vさん

全1巻にしては戦争とそれに対する
諦観、無常感をしっかり描いて、切ないラスト
にもなりますが、味のある作品です。

個人的に欠点に感じたのは終始淡々として起伏に欠ける
こと、皆無レベルでカタルシスがないことです(これは長所
のために仕方ないところもあるのでしょうが)。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-12-09 05:14:43] [修正:2010-12-09 05:14:43] [このレビューのURL]

6点 Dr.Strangeloveさん

「漫画」が現実の再現の場に甘んじたことなどかつて一度たりともないのだから、
確かに時代考証の面などにいくつかの「間違い」、もしくは「想像」を含んでもいる
この漫画に対しては、比類なき演出家岩明均が包囲された町という特異な空間を舞台に
いつもどおり肩の力を抜いて仕上げた佳作にすぎないと云ってみせるのが適当だろう。

のちの「ヒストリエ」へと至る通過点として読むとまた格別の味わいがある。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-04-29 20:26:39] [修正:2009-04-29 20:26:39] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

序盤にチラッとだけ登場するハンニバルに圧倒された。すでに片目を悪くしているようだが、その圧倒的な存在感は揺ぎ無い。

ストーリーも歴史好きにはたまらない内容で、しかもアルキメデスの発明した兵器類には度肝を抜かれた。当のアルキメデスは喜ばないだろうが・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-07-23 21:50:30] [修正:2009-07-23 21:50:30] [このレビューのURL]

7点 souldriverさん

面白かった。1巻完結ということで深い話にはなってないけど、広がりすぎずシンプルにまとまってるところが潔い。

やはりこの作者の持ち味である「異質感」は、歴史の舞台でこそ発揮されると思う。あの一見普通だけど隠しようもない狂気が滲み出る目の描き方を見てると、「ああ、戦争に明け暮れてた時代の人間ってこんな目をしてたんだろうな」というのが伝わってくる。
また連載時期を考えると、この作品からヒストリエへのつながりも見えて興味深い。
あまりに主人公が優等生なのと、小奇麗に終わりすぎてるところに物足りなさも感じた。欲を言えばもう少しこの舞台で話の続きが読みたかったかな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-08-08 14:02:39] [修正:2007-08-08 14:02:39] [このレビューのURL]

7点 デビルチョコさん

他の方のレビューにある通り、1巻だけでは物足りない感じ。
要するに面白いのでもっと読みたいと思わせる作品でした。

古代兵器の扱い方は興味深く、相変わらず表情の描写が素晴らしい。
「ヒストリエ」と合わせて読む事をお薦めします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-19 12:20:13] [修正:2015-02-21 15:47:49] [このレビューのURL]

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