ホーム > 少年漫画 > 週刊少年ジャンプ > いちご100%

5.41点(レビュー数:43人)

作者河下水希

巻数19巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:2002年~ / 集英社

更新時刻 2011-07-14 21:15:26

あらすじ 放課後、校舎の屋上で出会ったいちごパンツの美少女。中学3年生の真中淳平は、夕日に映えるその姿にすっかり心を奪われてしまった。
しかし、真中が勢いで告白した西野つかさは屋上で合った人とは別人だったのであり…。

シェア
Check

いちご100%のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全43 件

4点 とみーさん

[ネタバレあり]

 世の中絶対評価できる作品なんてごく少数と開き直って、比較させてもらいます。すみません

 私個人としてはアイズのほうがずっと好きだった。何でかって理由は簡単。このマンガ優柔不断の意味が違う。「あの子にしようかこの子にしようか」ってずっと迷うのって単にエゴイストなだけじゃないですか?
 対して完成度の高いめぞん一刻の主人公も優柔不断ですけど、それは他人に対して(本命じゃない人に気を使って突き放せない)であって、自分の気持ちになんの揺らぎも無いんです。ヒロイン一筋です。
 もっと言えば作者ですらも最後はどっちにも転べるように話をつくっている気がしてならない。
 

 あと、別に気にする事じゃないのかもしれないけど、無意味なパンチラ多くて非常に低俗に見えた。(それは初期アイズもだけどw)訳わかんないエロいハプニングとかもコメディとはまた似て非なるものであると思う。恋愛マンガではないです。週間連載用のお色気イラスト集

 ぜひ、めぞん一刻、(同じジャンプの)アイズなどを読んでみてください。 

ナイスレビュー: 3

[投稿:2007-02-21 23:56:01] [修正:2007-02-22 00:10:50] [このレビューのURL]

4点 電光石火さん

 微エロに持っていく展開がベタベタ。
しかし公然とベタな展開をもってくるので次第に
それがテイストなのかと思えてくる。

 最初から読むと誰もが東条エンドを予想するのに、
人気投票での結果で西野にシフトチェンジしてしまうあたり、
どちらがすきかということを抜きにしてもどうかと思う。

 真の漫画家であれば、
メインヒロインが読者に好かれるように描くのが筋。
途中で主人公が寄り道したとしても、
やっぱりメインヒロインはこいつだな、と思わせる
エピソードを盛り込んでラストにもっていけたら、
もっと評価は上がっていたと思う。

 主人公以外の登場人物の成長はほとんど見られなかった点も難。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-04-19 12:18:09] [修正:2008-04-19 12:18:09] [このレビューのURL]

5点 natyuさん

私的な考えですが、作者はもう少し内容も重視した作品を書きかかったと思う。話のところどころに、夢を追う少年の気持ちを描きたいという感じがにじみ出ていた。悩んで苦しむ思春期を描きたかったんじゃないかな?ただ残念な事に腕不足。まあ本来少年誌におけるエロ目的の漫画であるだろうし、そのおかげでヒットした訳だから、人間の内面を描く必要なんてないと思うが、そこにこだわったために、登場人物の優柔不断さや話のつじつまのなさ等がどうしようもなく目立ち、いらいらした人もいるだろう。終盤、人間関係を描こうとしたために、Hシーンが激減して掲載位置もどんどん後ろにいって行ったのが悲しい。作者の理想と自分の実力のなさがギャップを生んだと感じた。しかし魅力的でかわいい女の子を描けるということはそれだけで大きな才能であり、少年誌におけるひとつの役割は十分果たしたと思う。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2006-08-01 18:18:06] [修正:2006-08-01 18:18:06] [このレビューのURL]

6点 tamajiroさん

 まず、ラブコメの必須項目である「ヒロインが可愛いこと」については100点満点の出来だったと思います。作中に出てくるヒロインがそれぞれ違った個性を持っていて、それぞれキッチリとカワイイ。絵も綺麗だし、ラブコメというジャンルが好きな方なら大体楽しめるのではないでしょうか。
 「ヒロインが可愛いこと」だけについて言えば、僕もラブコメは好きでよく読みますが、、、屈指ですかね、、、多分wまあ、今思い出せない作品があるかもなので断言は避けますがw

 しかし、ただ「ヒロインが可愛い」だけの作品だったら昨今の漫画には、それは腐るほどあります。それだけでは「良い作品だった」なんて評価はできませんよね。

 僕個人としてこの作品で良いなと思った点は「主人公が夢を追っかけている」というところです。基本恋愛には振り回されますが、主人公には「夢」というのが大前提にあり、夢>恋愛のスタンスが作品を深いものにしていたと思います。ラブコメというジャンルは結構そういうところで恋愛しか描かなかったり、ヒロイン最優先だったりするんですけど(なぞに帰宅部だったりとか)この作品は夢と恋愛と勉強といった実際の高校生が悩むようなところを描いてくることでこちらに「感情移入する余地」を与えてくれていたんだと思います。
 もう一つは「ヒロインが2人以上いる」というところですね。これはラブコメに限りません。どんな作品でもヒロインが2人以上いて、どちらかは結ばれて、どちらかは叶わない、片思い、切ない、位の方が丁度良い。むしろ真に頑張り屋さんでかわいい子の方が一生懸命片思いしちゃってる位が。
 読み手もみんながみんな良い恋愛してるわけじゃないし、むしろそういった人間の方が少数だと思うんでね。特に週刊少年ジャンプは。あまり歯の浮くようなやり取りされると見てるこっちが恥ずかしいというか・・・・・ちょっとイラッとしちゃいますよね☆

 マンガでもアニメでも、ラブコメに関して言えば「ヒロインが可愛いこと」の次くらいに「主人公の魅力(人間味)」や「片思いフラグ」というのが大事だというのが僕の見解です。

 では批判的な考えを述べるとすると、少し「ヒロインこんなにいりました?」ってところです。まあ、ジャンプは新しいキャラ出さないと人気獲れないみたいなとこありますけど、ちょっと不遇な子が何人かいたような気がします。だったらとっておいて次に描く作品のヒロインにでもした方がよかったような(汗)その中の一人が大変魅力的だったためなんだか惜しい気がします。あと必要がないような回も何個かあるんで中だるみが生じたのも失点の一つです。

 ただラブコメというジャンルの中では夢という大黒柱がある分ストーリーもしっかりしているので、切ないシーンもあるし、おススメできると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-03-13 23:44:38] [修正:2012-03-14 00:00:21] [このレビューのURL]

3点 デスぺラードさん

長いし飽きます・・・
結局「I,s」の足元にも及ばなかったですね・・・
この作者、絵は下手じゃないと思うし、原作をつければいいんじゃないかな。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-22 23:32:43] [修正:2008-05-24 20:34:27] [このレビューのURL]

PR


<<前の10件
123456789

いちご100%と同じ作者の漫画

河下水希の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年ジャンプの情報をもっと見る