「ぐれいず」さんのページ

総レビュー数: 25レビュー(全て表示) 最終投稿: 2008年01月12日

この作品の最大の魅力は、テーマにあると思うのです。
神の所業とも言える人体練成を試みて体を失った兄弟と、まるで神であるかのようにほぼ不死の体を手に入れたホムンクルス。人が人の生き死にを左右なんて・・・まるでブラックジャックのような主張を感じますが言いすぎでしょうか(汗
目的のため感情を露にするキャラが多く、非常に構成的にはわかりやすくなっています。その一方謎に包まれた部分も多く、(伏線とは少し違う気もしますが)今後の展開が読めない漫画でもあります。
長く続いている作品で、最近でこそ同じことの繰り返しのような気もしますがまだまだ十分期待できます。

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[投稿:2008-01-15 01:52:34] [修正:2008-01-15 01:52:34] [このレビューのURL]

この作品の主軸は、ステージに立つとキャラが変貌する主人公達によるただの下ネタの羅列なのですが、それがくだらなく下品で陳腐(言い方は悪いですが・・・)だとわかっていても笑ってしまう、なんとも言えない惹きつけるものがあります。
そのギャグのタイミング、使い方がなんとも絶妙でその独特の雰囲気に呑み込まれてしまいます。
少なくとも現在の既巻においては、万人受けしないという点を除いて顕著な非は見当たりません。ただこの先、今までのものと変わらぬクオリティ、あるいはそれ以上のものを望むには希薄かなと。以前と同じノリで続けていくには無理があり、読者の飽きも早くなる気がします。
依然としてまだまだ未知数で計り知れないので、今はこの点数ですが、今後の展開によっては十分変更もありえます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-15 01:14:42] [修正:2008-01-15 01:14:42] [このレビューのURL]

7点 CLAYMORE

3巻からの展開が見事です。2巻まで読んだだけでは良さがわからなかったでしょう。テレサを筆頭に各キャラのエピソードがいい味出してます。
妖魔の血を取り込んで半妖戦士になる、戦士は女ばかり、覚醒者の登場というどこかで見たようで未だない発想に惹かれます。
こういう漫画ではマンネリによるインフレが多いのですが、主人公の設定上、滅多に適わない敵に勝つということがないのも、この漫画の良い所かもしれません。逆に言えばどうやっても勝てないだろ、という敵も多いのですが。
戦闘シーンの画力・構成は素晴らしいのですが、キャラの顔がどれも似てる点が少し残念。髪型と体型で判断したほうが・・・笑

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[投稿:2008-01-12 22:02:11] [修正:2008-01-12 22:04:28] [このレビューのURL]

ギャグ要素がかなり強いのですが、最近多めのマニアックなものではなく、非常にわかりやすく、何も考えずに笑える漫画です。他の方も仰ってますが、あまりシリアスに重点は置かれていないようなので、キャラの個性や笑いの部分を割り切ってストーリーを楽しめるようになればもっと好きになれるかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-01-12 20:43:47] [修正:2008-01-12 20:43:47] [このレビューのURL]

8点 HELLSING

これほど他人に勧められない漫画はないですね。
まさにその狂ったキャラクターと世界観の雰囲気を楽しむ作品。一つの目的に向かう短い期間の物語を描き、かつイギリス他欧州の地名が実名で登場したりと、その点はリアリティがあり映画のように引き込まれてしまいます。
またブラム・ストーカーの『ドラキュラ』の影響が強く、吸血鬼
に対して興味をそそる描写もあります。
吸血鬼漫画というより戦争漫画と言った方がいいでしょうか、狂ったキャラもグロテスクな描写もこの作品を楽しむ要素なのでしょう。
絵やストーリーに好き嫌いがありますが、一度試してみて損はないかと思います。 

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[投稿:2008-01-12 20:18:26] [修正:2008-01-12 20:18:26] [このレビューのURL]

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