「gon」さんのページ

総レビュー数: 24レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年10月18日

音楽漫画は基本的に音を伝えられないから その表現方法がポイントに なってくるんですが、この漫画は他の音楽漫画と比べて音源に クラシックを使ったので音が想像できるので伝わりやすいんですよね。 それと ただ「上手く」ピアノを弾くだけでは人を感動させる事は 出来ないってのが実に分かりやすく描かれててグッっときました。 そして何と言っても一色氏独特の絵柄が全体的な暖かさへと繋がっていて 良いですね。このまま名作へと浄化するのか、楽しみな漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:41:10] [修正:2005-10-18 17:41:10] [このレビューのURL]

この漫画は あの『寄生獣』の岩明氏が描いた作品とは思えませんよね (笑) それほど暖か味のある漫画でした。漫画って地味だと人気が 落ちて打ち切られる事が多いんですけど、この漫画は文庫化までした ぐらいだから人気が有るんでしょうねぇ 地味な漫画の成功例って 感じでしょうか?数少ない貴重な存在ですな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:40:21] [修正:2005-10-18 17:40:21] [このレビューのURL]

松本大洋が手塚治虫と並んで評価されている理由が実によく分かる作品でしたね。 表向きは天才の挫折と才能へ開花が上手く描かれた作品、しかし その裏では一人の 人間が深くカラに閉じこもってしまうのを卓球を通して救われる作品。そして  その表を代表するのがペコなら裏を代表するのがスマイル。言わば この漫画を 面白くさせてるのは スマイルこと月本なんですよね。もちろんペコがいなくちゃ 成立しない漫画であり、チャイナ、アクマ、ドラゴンと どの登場人物もなくちゃ ならないんですけどね。
物事の勝敗より相手を引きづり落としたりする事を嫌う月本、しかし そのたぐい 稀なる卓球の才能が故に周りの人間を傷つけ、そしまた深く殻に閉じこもってしまう。 卓球マシーンと化し部活内でも外でも孤立していく… そして自分が どんどん殻に 閉じこもるのを ひたすらヒーローが現れて救ってくれるのを待つ。それを分かって いながら耳を塞ぎ知らんフリをしていたペコが自分のプライドとスマイルのために努力し  その才能を開花させて戻ってくる。そして最終話では あれだけクールで人間味の 無かったスマイルが子どもにジョークが言えるほど変貌している。ここに一人の 人間が救われた瞬間を垣間見ることが出来きましたね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-18 17:39:48] [修正:2005-10-18 17:39:48] [このレビューのURL]

最初は「なかなか面白いなー」ぐらいだったんですけど またジワジワ 読み返したくなってくる なんか「波動」みたいなものが出てるような 気がします。これは たぶん「もっと見たい」と思わせるほど全盛の 時代に終わったからなんでしょうね。絶大な人気が有ったにも関わらず 作者の終わらせたい所で終わらせてあげた編集社に拍手ですね。 (集英社に見習わせたい)
ところで この漫画が好きな人同士で集まると どのキャラが好きか とか どのシーンで笑ったかとかで熱いトークになりませんか?(笑)  ちなみに私が好きなキャラは よみで、1番笑ったシーンは忠吉さんが  ちよちゃんに突進したシーンですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:38:20] [修正:2005-10-18 17:38:20] [このレビューのURL]

独特の設定と、絵柄が合っていて良かったんですけど、それも前半だけ ですね。後半はマンネリ化してきて、そんで そこからの脱却しようと 話の展開を変えたのも失敗しちゃって最後の方は泥沼って感じでしたね。
それにしてもドラマの草薙剛はナイスキャスティングでした。

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[投稿:2005-10-18 17:37:36] [修正:2005-10-18 17:37:36] [このレビューのURL]

9点 AKIRA

史上最高の画力を誇る天才・大友克洋氏のSF超大作。アニメ化もされ ましたし、海外でも高い評価を得た作品ですね。それとは逆に日本の 漫画通の間では「展開が単純すぎる」「キャラに魅力がない」などと言 われる事が有りますけど、そんな事どーでも良い事だとは思わないんで すかね?あの設定、世界観、絵柄だけでも間違いなく名作ですし、展開や キャラも、確かに斬新さや魅力には欠けるかもしれませんが、私はこの 漫画の設定や世界観を生かすには逆にキャラや展開に凝らない事が 正解だったと思うんですよね。シンプル イズ ベストみたいな。 なので私は「漫画好き」として胸を張って「名作」であると言いたいですね。

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[投稿:2005-10-18 17:36:28] [修正:2005-10-18 17:36:28] [このレビューのURL]

壮大な世界観、練りこまれたストーリーは完璧としか言いようがありま せんね。絵は汚いし内容も後半は難しくなって分かりにくいんですけど、 ちゃんと読めば全てが繋がりますよね。間違いなく世界最高峰の漫画。

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[投稿:2005-10-18 17:35:34] [修正:2005-10-18 17:35:34] [このレビューのURL]

私の中では「キング・オブ・痛い漫画」の称号を得た漫画ですね。とりあ えずストーリーは よく練られていて伏線の張り方も上手いですし、 キャラは変態ばかりですけど、魅力的。ただ何を伝えたいのかとかが、 全く分からなかったですね。つまり惹かれる一方で2度3度読もうとは 思わないんですよね。
それから よく議論されるラストに関してですが、山本氏は あーゆー サッパリした終わらせ方が好きですよね。私も嫌いじゃないですし 否定はしませんが、ベストな終わり方ではなったと思ってます。

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[投稿:2005-10-18 17:34:28] [修正:2005-10-18 17:34:28] [このレビューのURL]

絵も安定してきた40巻ぐらいから90巻ぐらいまでの勢いは凄かった ですね。全体的に暖かみがあり、下町という舞台を上手く使った話から  作者の知識だけで押し切る話なんかも面白かったですね。でも  100巻を過ぎたあたりからおかしくなって、現在は見るに耐えられない クソ漫画になっちゃいましたね…。新キャラを登場させても魅力がないし、 絵柄も狂ってきましたしね。しかし、あれだけの長期連載を考えると、 そう簡単に評価は下がらないとは思いますが…。

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[投稿:2005-10-18 17:33:48] [修正:2005-10-18 17:33:48] [このレビューのURL]

9点 銀と金

この漫画、9巻ぐらいまでは ほぼパーフェクトでしたね。しかし残念なのは森田の引退。 あの展開により一気に つまらなくなり打ち切りになってしまいました…。
雑誌の媒体が弱かったのもあるんでしょうが あそこで強引に終わらされたのは  どうしてもマイナス要素なんですよね。9巻までの勢いが続いてれば 10点は間違いなかったでしょうに、もったいないです。
しかしながら奇抜な勝負方法、駆け引き、トリック、など十分に楽しめたと思います。 間違いなく福本氏の最高傑作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-18 17:32:54] [修正:2005-10-18 17:32:54] [このレビューのURL]

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