「lilly」さんのページ

総レビュー数: 27レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月03日

6点 H2

初めて読んだあだち作品でした。

作品自体は、
「あだち漫画」が好きな人は多分気に入ると思う。
世間一般で想像される「あだち漫画」の部類に入る漫画だと思います。

主人公の顔だちも同じなのに、
飽きずに、むしろ夢中に読めるのがすごいと思う。
それだけで評価できる作品だと思います。
(これは「クロスゲーム」にも言える)


最初に読んだ漫画が好きすぎて、
ドラマになった時、
「なんで野田はそこまで細い!?」
「木根はそこまで見た目かっこよくなーいっ」
「千川と明和一の制服逆じゃないのか?」
と、違和感ありありだったのを思い出しました。(笑)

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[投稿:2011-01-21 22:33:12] [修正:2011-01-21 22:33:12] [このレビューのURL]

初めて読んだのは、たぶん美空たちと同年代の時。
サンデーでリアルタイムで連載されていた時だったと思います。

私の中では、
「おもしろくもないが、つまらなくもない漫画」、まさにその一言。

あだち充=王道スポーツ(野球など)漫画
という認識の方には、
たぶん受け入れられないと思います。
まず作風自体が違うので。

H2を読んであだち作品に興味を持ちましたが、
これはこれで結構好きでした。
王道とはまた違う、CDでいうB面曲的な存在ですかね。
決して表題曲にはならないポジションだけど、
個人的にはこれはこれでいい味を出していると思う。


私としては、そんなに嫌いじゃない漫画です。

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[投稿:2011-01-20 18:18:44] [修正:2011-01-20 18:18:44] [このレビューのURL]

小学校の時、六年間平和学習があり、
中学の時も、三年間平和学習がありましたが、
そこで見る平和学習映像(アニメ映画、実録映像)が苦手でした。
大体夜眠れなくなるタイプだったので。^^;

ほかの漫画でいえば、
手塚治虫さんの「紙の砦」はしばらく鳥肌が立ち頭から離れませんでしたし(当時専門一年だったんですけどね)、
同じ原爆を取り扱っている「はだしのゲン」は未だに読めないでいます。


そんな私なんですが、
ここの評価を読んで、とりあえず読んでみたい!と思って、
近くのレンタル店で借りて読みました。

とりあえず、「夕凪の街」の感想のみ失礼します。


小学校の修学旅行は広島で、
原爆ドームも平和記念館も平和の子の像も行ったのを思い出します。

原爆後遺症というのは、言葉では知っていましたが、
どんなものかまで、知りませんでした。

ほかの方もおっしゃっていますが、
ライトな絵柄だけど、内容は重い。
読み始めは進んでいきやすいけど、読み進めるとどんどん辛くなる。
幸せになることに罪悪感を感じる主人公は、井上ひさしさんの「父と暮せば」を最初浮かべましたが、
結末があまりにつらい。
寝たきりになり、見舞いを受け、吐血を繰り返し、目が見えなくなり、死を待つのみ
ここの流れは、読んでいてつらい。

ただ、独特のかわいらしさと、
そこまで悲惨な描写を感じなかったので(私の感想ですけどね)
「戦争作品が苦手」と思う方にも、ぜひとも読んでいただきたいと思う作品です。

きっと、何か感じるものがあると思います。


あと余談ですが、
「お富さん」の選曲が、なかなかうまいなと思いました。
「そこそこ昔」の曲ではあるのだけど、戦時中の曲ではなく、
時代を反映するにわかりやすい選曲なのかなと。

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[投稿:2011-01-09 23:20:02] [修正:2011-01-09 23:20:02] [このレビューのURL]

この作品が映画になった時に読みました。
映画もその後見ました。

原作読んだ後に映画を見たら、
映画のほうが違和感がありましたね。
(登場人物の人数や年齢に変更があるため)


読んだ時は高校生でしたが、
自分の感覚では、たぶん現在では読み返せないと思います。
アダムとサヤカのエピソードから、どうにも「若いなあ」と思ってしまい、
まだおばさんと言われる年齢ではないはずだと自分では思っているのですが(笑)、どうにも読み返そうと思えず^^;

たぶん、NANAも5?10年後ぐらいには同じことを言っていそうな気がしますが。(笑)

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[投稿:2011-01-09 22:58:21] [修正:2011-01-09 22:58:21] [このレビューのURL]

6点 GALS!

りぼんを買っていた頃に連載されていたので読んでいました。

主人公や仲間たちは、タイトル通りギャルですが(綾は違うかな)、
善悪はっきりしていること、
主人公が見ていて気持ちよくなるタイプだったこと、
主人公の三年間を実際の三年の中で描いたこと
が個人的に好きでした。

まあ、蘭は警察官は無理だろ、と思いますけど。(笑)

ギャルに拒否反応があるなら勧めませんが、
ある程度当時('90年代後半から'00年代に差し掛かる頃)のギャルの雰囲気も出てますし(今もこんな子いるんだろうか?)
懐かしさ目当てで読むには、私は楽しめました。

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[投稿:2011-01-09 22:48:59] [修正:2011-01-09 22:48:59] [このレビューのURL]

愛蔵版で「Deep Clear」が出たので、
これを機会に読み返してみました。

初めて読んだのは、中学に上がる頃ぐらいで、
ちょうど紗南と同年代でした。
連載終わって数年たったころですが。
10年ほど前です。


まあ、少女漫画(りぼん漫画)なので、
目のキラキラとか、少女漫画タッチのイラストでは当然あり、
そこに違和感がなければ、
まず年代問わず読んでみろ、と私なら言います。

というのも、
コミックを買って読んでいたあの時と現在とで、読み方がだいぶ変わってくるんですよね。
母もこの漫画のリピーターでしたが、今の私は、たぶん母と同じような観点で読んでいるのだろうな、とも思います。

たぶん、年齢が上がるにつれて、
いろんな経験とか感情とかを超えて、
あの時以上に、作品に入り込みやすくなったのかなと。

あの時は、暗さよりも明るさのパートのほうが好きでしたが(なので後半ほど「???」となった覚えあり^^;)
今は暗さのパートもしっかり感情移入して読んでしまっていました。


私はRMCしか持ってませんが、
一巻の四コマ、ハヤガー、「いけいけ!かれんちゃん」(藤井みほなさんの漫画)との合作、「とげとげのたまご」と、番外を読むのも楽しかったですね。「かれんちゃん」までは笑いながら楽しめる感じです。


私にとって、読み返しても楽しめたので、
「何度も読み返してしまうような」作品だったと言えるので、8点とさせていただきました。

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[投稿:2011-01-09 22:37:28] [修正:2011-01-09 22:37:28] [このレビューのURL]