「こみっくは」さんのページ

総レビュー数: 15レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年01月07日


ミステリー同好会の4人+1匹が色々な事件に巻き込まれる、学園コメディ漫画です。

推理が主軸の話が多いが、オカルト、ファンタジーの話もあり、登場人物の奮闘を楽しむ物語。コミックスで7巻という長さなのでダラダラせず、どの話もうまくまとまっていますが、好みの話が分かれると思います。

主要のキャラクターが良く、この人達のドタバタをずっと見ていたい、と思いました。

本格ミステリーが読みたい人には物足りないかも。

絵はものすごく少女漫画ですが、恋愛色はほとんどないので男性でも読めると思います。

好奇心旺盛なこどもに読んでもらいたい。

こども心にはスリルもあり、ハラハラすると思います。それでいて全体の雰囲気は明るいという、良作。

こどもの頃読んだ時の感想なら7点つけてました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-13 21:34:37] [修正:2011-01-13 21:34:37] [このレビューのURL]

5点 SKET DANCE

ガツンとくるものはないが、そこそこ楽しめる良作。

下ネタもなく、すれたギャクもなく、キャラクターもいいこしか出てこないのでほんわか安心して読める。

1巻から読んでいくと作者の腕が成長しているを感じられるので、今後も期待できる。

話の構成がうまく、1話完結をキレイにまとめている回が多い。ストーリーものを書くよりずっと難しいことだと思う。

1話完結の話と平行して、小出しにキャラ達の気持ちの変化や、関係が進んでいくところが良い。

シリアスな回も話の運びや見せ方がうまく、この作者はストーリー漫画を書いても面白そう。

作者いわく、前々から考えていた設定を使っている話も多いというところから、設定やキャラを深堀している力量を感じる。(ギャグ漫画は行き当たりばったりが多いので、際立って思えるのかもしれないが。)

主人公であるスケット団の3人のキャラクターの立て方や掛け合いがうまい。脇キャラに関しては、ちょっと弱い気がする。もっと光らせられそう。

スケット団の3人が、最初は「くだらない」と言ってることも含め、結局なんでも熱く一生懸命になってしまうところが、微笑ましい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-27 21:43:18] [修正:2011-01-07 21:14:48] [このレビューのURL]


当時の『りぼん』での人気はすごかったです。

少女向け純愛漫画。
主人公の香澄とヒーロー役である久住は最初から両想いなのに、香澄の友達の真理子が久住を好きという三角関係のためだけに、ここまで話が長くなっている。

その為中盤以降、香澄と久住がなかなかくっつかない展開にイライラさせられる部分も。そのダラダラの部分を真理子と日野のエピソードをもう少し裂いていたら良かったと思う。

香澄があまりにも何もしないので、周りのキャラクター達がいてこその物語。悩んでいる描写が長いが、ささいなことで前に進めないのも純粋な若者らしくていいかなぁ、とも思える。最後はみんなハッピーエンドになれて良かったです。

全体的には、優しくロマンチックであり、コミカルな部分も多い物語。
最近ではウケにくいタイプの主人公かもしれませんが、恋や友情を初めて考えるきっかけに、小学生の女の子におすすめです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-22 14:59:37] [修正:2011-01-22 14:59:37] [このレビューのURL]


王道純愛少女漫画。

片思いから恋愛が実るまでの過程をじっくり楽しむお話。

少女漫画の重要ポイントである、恋愛心理描写が丁寧に描かれている点が、王道らしくて良いです。

主人公達を取り巻く友人達も気の良い人ばかりで、王道少女漫画にありがちな不自然なイジワルキャラが出てこないのも気持ちいい。

ただ、ヒーロー役の男の子の魅力が薄い気も。優しい性格は伝わってきますが、もっと光らせるエピソードがあれば、、、と思いました。
登場人物達自体の魅力はあまり高く感じませんが、せつなさや一生懸命さの描写が多いので、読んでいて応援する気持ちを盛り立ててくれる。

私は恋愛少女漫画が特に好きというわけではないのでこの点数ですが、恋愛要素が少ない漫画を物足りなく思う方は、十二分に楽しめると思います。
それくらい一貫した恋愛ストーリーという点が、作品として素敵です。

中高生の片思いをしている女の子なら、気持ちがシンクロするんじゃないかと思います。

男性にはあまりおススメできない、女の子のための漫画。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-17 19:59:44] [修正:2011-01-17 19:59:44] [このレビューのURL]

2点 Doubt


映画のソウを見ていないので、似ているかは分からないが、
設定以外は、すべて残念。


どのキャラも作り物のようで、感情移入できないのはもちろんのこと、
無理やり作者の考えたストーリーに当てはめて動かしている違和感がすごくしました。

たいしたことない展開に大げさに引きをつくったり、絵の演出をしたり、主人公が驚いたりするとこにも、冷めてしまいます。

お色気カット的な構図のコマがところどころあるのも、サスペンス的なストーリーには不必要と感じ、浮いて見える。

全体的に作者の自己満足な雰囲気がし、置いていかれてる感します。

一人ひとつのドアしか開けられないという設定は良い、というところで1点。

同じ設定で違う漫画家が書いたものを読みたい、、、と思いました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-12 19:56:36] [修正:2011-01-12 19:56:36] [このレビューのURL]

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