「kagehiens」さんのページ

総レビュー数: 11レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年03月08日

レビューにバレなし設定のものが多いからかどうかわからないけど、
斗貴子さんに言及しているコメントが全然ないのが信じられない(あとカズキの妹と)。
そこだけで2点は加点されるだろうと。
( < つまり自分は斗貴子さんボーナスを抜くと6点の評価をしてる。)

最後gdったのは残念だけど、本誌の外で好き放題なエンディングをやれてるんだから、ある意味あれはあれで出し切れたんじゃないかと思うのだが、本誌で大団円になるのと同じ展開を期待していた人が多かったということなのかもしれない。
(ジャンプ本誌で連載が納得のいく形で完結してるのなんてまずみたことないのに)

あとは、アニメ本編を見ずに「真赤な誓い」だけ聞いてコミック読めば、最上級に近いエンターテイメントを提供してくれていると言ってもいい。何か過剰な期待をして読んでしまった人が多いのかなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-14 02:41:13] [修正:2012-05-14 02:41:13] [このレビューのURL]

ある意味で空前絶後な作品でした。設定にはいくつも流石にそれはないわと思ってしまうことろがあるにもかかわらず、手に汗握ってしまう試合展開、
異常に書き込まれた背景、ゾクッとさせられる心理描写、etc・・・。

また、練習の科学的根拠のウンチクが多いので、カンフー映画を見るとパンチの練習をしてしまう人なら、この漫画を読んだ後に何かのスポーツトレーニングがしたくなると思います。

ただ、すごい漫画という印象は最初の数巻どまりで、そのあとはちょっとだれてしまっているように思われてしまうことが多いようです。
2012年3月現在、また次のピークに向けて展開が着々と盛り上がっていっているので、ある意味読み始めるには今は良いときかも?

あと、他の人も書いていますが、女性視点なんだろうな、と思うことが多々あります。母親、女教師、マネージャー、その辺りからの視点っぽいと思える描写がときどきあって、それがこの漫画をより一層特徴づけているような気がします。
スポ根はちょっと・・・、というような人のほうが楽しめる漫画かもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-11 02:40:51] [修正:2012-03-11 02:40:51] [このレビューのURL]

連載すると休刊するというもっぱらの噂の漫画家、伊藤勢が唯一複数巻の連載で完結させられた作品が本作である(いや、噂にもならないか・・・)。

モンスターコレクションというカードゲームのコミカライズだったはずが、蓋を開けてみれば、「斬魔剣伝」と「ドラゴンロアーズ」を足して2で割ったようなオリジナルファンタジー冒険活劇に。

作品中に出てくる数々のダークファンタジー的にそそる設定は、ゲーム公式的に本当?と聞くことは多分タブーで、スルー力(ちから)が試されるが、独立したファンタジーアクション作品として見てみれば、かなりレベルは高い。

濃い目の絵柄が好みな人であれば、間違いなく6巻一気に手に汗握りながら読破してしまうだろう。

この連載の後、コミックドラゴン誌で上述の「斬魔剣伝」の続編(?)がスタートしたのも、売上はともかく本作が入魂の出来に仕上がっていた事を編集部がやや高く評価したからだと想像するのは的外れではないと思う。

余談ながら、この人にD&Dモノのストーリー漫画とか、ぜひ描いてほしいものだ…。ニーズがニッチすぎるのでさすがに無理だろうけど。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2012-03-08 01:33:44] [修正:2012-03-08 01:33:44] [このレビューのURL]

岩明作品の中でもっとも表向き平和な作品だと思う。

しかし題材が身近なだけに、意外なほどに読者の「考え方」にアプローチしてくる。そこへ持ってくると、バトルを伴う後年の作品だと読者は距離をおいて読める分、安全地帯にいるといえるかもしれない。

ただ、話題作となった「寄生獣」より執筆が前という事もあり、作者の議論を呼ぶことを厭わないような思い切りはこの作品にはまだ見られない。

青少年(男女)が主人公の作品の王道として、作品中での成長も描かれており、連載全体のまとまりは岩明作品の中で一番上かもしれない。

特殊な例に過ぎないかもしれないが、読み終わえた後の私の内心は、「これは萌えか?萌えなのか?」であり、しかも長期にわたって継続したことをここに記してレビューを終えたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-03-08 00:29:14] [修正:2012-03-08 00:29:14] [このレビューのURL]