「まねきん」さんのページ
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- 楳図かずおと岡崎京子の復帰を願いつつ、ポツポツとレビューをさせてもらってます。

7点 地獄甲子園
画太郎初体験。画太郎最高!
世間ではよく「意味がわからない」とか「手抜き」とか言われていますけど、コピーギャグのリズムのよさや、汚いながらもインパクトのある展開などなど、どれも普通に笑ってしまいました。
と言うか、コピーギャグのどこが手抜きなのかわかりません。あれは(多少卑怯ではあるけど)巧いテクニックだと僕は思います。
で、僕が画太郎先生に惚れたのは最後のオチ。
ギャグ漫画のリズムのまま唐突に現れた晩年の校長。その死に顔が素敵すぎて、笑いながらも不覚ながらすこし切なくなってしまった。
個人的な感想は、世間が言うほど意味不明で汚いだけの漫画ではないということ。独自の笑いの世界を提供してくれる漫画家だと確信しました。
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[投稿:2006-08-31 16:35:07] [修正:2006-08-31 16:35:07] [このレビューのURL]
6点 機動警察パトレイバー
けっこう有名なメディアミックス作品らしいですが、アニメは見てません。
なので漫画だけの感想ということです。
結論から言ってしまうと『可もあり、不可もあり』でした。
パトレイバーの設定や世界観。これは『可』です。
街中を巨大ロボットが闊歩する近未来的な感じなのに、武器は人間の使う銃をめちゃめちゃ大きくしただけ。
そういう微妙にしょぼい感じが妙にマッチしててよかったです。
『不可』はキャラクター同士の絡みと展開のダルさでしょうか。
1巻を読んだときのレイバーの設定や野明のキャラクターが好きな感じだったので、この先の展開がどうなっていくか期待してたんですけど、
キャラクターがどうもうまく話と絡めてないように感じました。
野明と遊馬のコンビネーションを魅せるシーンが足りないこと。大田巡査はあまり結果を出せていないことなど、ストーリーものとしていまいち盛り上がりに欠けるように感じた。
一番気になったのが、企業の人間の繋がりがわかりづらい。どのおっさんがだれの見方で、どこの社員なのかよくわからなかった。
廃棄生物編のテンポの悪さも、実際の警察を見てるようでちょっとイライラしました。ただこれはこの作品を現代社会への批判として読むなら意味が変わってくるのでね。。
あとは遊馬の家庭の事情を出すのがちょっと遅かった気もした。
納得いかないこと・・・・・
おタケさんの扱い。彼女のキャラクターならあの展開はおかしい?そういう一面だったのか?ちょっと無理があるような気がする。
私情を堪えて職務を優先する感じのキャラクターだと思っていたので、肩透かしをくらった感じがしました。
それに彼女をほったらかしのまま最終回を迎えたのは薄情ではないか。あと一〜二話補完して締めて欲しかった。
うーん、テーマとかはよかったんですけど、最後振り返ると微妙な印象でした。
キャラが巧く機能していなかったのではないかな。
あとは絵の迫力が足りなかったかなぁ。
日常ののんびりした描写が一番おもしろかったです。
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[投稿:2006-08-22 03:43:24] [修正:2006-08-22 03:43:24] [このレビューのURL]
5点 うつうつひでお日記
『失踪日記』は個人的に好きな感じの作品だったので、この作品にも少し期待していたのですが、実際蓋を開けてみれば本の半分近く(以上かもしれない)が文章まじりの「絵日記」だったのがちょっとだけがっかり。
どうやら吾妻さんが描いてる日記風同人誌を転載したものらしいので、それについて腹を立てるのはちょっとお門違いなのかもしれない。
というわけで本を編集した出版社に腹を立てることにしておこう。
『失踪日記』にまつわる漫画の部分などは前作同様ギャグ味でおもしろかったけど、やっぱり値段の割には不満が残る作品でした。てゆーか高いって(笑)
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[投稿:2006-08-10 13:10:36] [修正:2006-08-10 13:10:36] [このレビューのURL]
0点 ドラゴン桜
これを漫画だとは思えません。
そもそもこれをわざわざ漫画にする必要性がわかりません。
まず何が腹立つって、僕が受験生の間に話が終わらなかった(笑)。「こんなやり方もありだな〜」と連載を追っていた時期もありましたけど・・・焦らしすぎです。早く全部言えって感じです。
全国の勉強が嫌いな高校生に届けたいのなら、それこそ内容全部を一冊にまとめて、参考書として売ればいいじゃないですか。
それをグダグダグダグダと何冊も出しやがって。結局儲けたいだけちゃうんかいな。
こんなこと言うのもあれですけど、受験が終わればまったく読む気にならないです。
だって受験テクニックを除いて残るのは、普通の高校生が普通に勉強してるだけですからね。
努力する姿はよしとしても、キャラクターの精神的成長がなかなか見受けられずやきもきする。
漫画としてやるならもっとドラマとか勉強する意義を追求してほしいです。
肝心の決め台詞が『馬鹿は東大に行け』って。
講談社賞もねえ、「この漫画は賞を貰えるほど良質だから、忙しい受験生も読んでもいいんだよー」と言われている感じで気持ち悪いし、会社的な策略が見え隠れするんですけど・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-08-06 01:22:39] [修正:2006-08-06 01:22:39] [このレビューのURL]
7点 ピューと吹く!ジャガー
会話の間や表情の絶妙さが融合して、妙なリアリティ漂ううすたワールドを形成している。
そして最強のギャグはやっぱり「ギターケースに縦笛」でしょうか(笑)
波はあれど、基本的に安定しておもしろい作品なのですが、オチで昔の漫画みたいなデフォルメに逃げる所は僕は好きじゃないです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-08-03 23:19:23] [修正:2006-08-03 23:19:23] [このレビューのURL]
1点 天上天下
絵が綺麗な漫画が必ずしもおもしろいとは限らないという証明になったのではないでしょうか。
一体、何人の読者がこのストーリーを完璧に理解できているのでしょうか。
『絵が下手=糞漫画』だとか言う奴がいても、俺は「HUNTER×HUNTER」や「寄生獣」を支持します。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2006-08-03 23:07:21] [修正:2006-08-03 23:07:21] [このレビューのURL]