「赤い車の男」さんのページ

総レビュー数: 32レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年12月04日

設定やストーリーは少年マンガの王道なのに、躍動感ある魅力的なキャラクターのお陰で古臭さを感じさせません。
元気溢れる主役の3人がページの上を自由奔放に飛び回る姿が楽しくて、素直にアクションシーンに引き込まれました。
(僕なんかは、こういう作品の印象を左右しかねない大事ところがきちんと描けていると、この作者はしっかりした実力がある人なんだなぁと安心します。)
今はとりあえず様子見の6点にさせてもらいました。これからの展開次第では8点ぐらいいっちゃうかも。

女の子もかわいいし、この作者の持ち味が発揮された良作です。
いまもっとも少年マンガらしい作品はこの『絶対可憐チルドレン』かもしれません。

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[投稿:2006-12-14 17:18:05] [修正:2006-12-15 03:17:32] [このレビューのURL]

1巻を読んだとき、正直あまり好きになれなかった。
「洗脳」「復讐」「心理」「宗教」
いかにも中学生の頃の僕がが反応しそうなB級サスペンス的な内容になんだか恥ずかしくもなったせいだ。
絵もヘタだったし、キャラクター作りも荒い。

それなのにこのマンガにそれなりの評価をしているのは、早い話、2巻がおもしろかったからだ。

2巻のおもしろさは、自分を見失いつつあるいじめられっ子にスポットを当て、1巻の主役二人が脇役に回ったところにある。
このいじめられっ子の少年が感情を爆発させる姿は間違いなくこの作品全体を通してのハイライト。
まるで中学生の頃の僕の心の内をそのまま表現したんじゃないかと思うぐらい心に響いてきて共感し、ちょっと感動してしまった。
(このシーンのために『黒い羊は迷わない』を読む価値はあると断言」してしまいます。) 

惜しむべきは今後の話のパターンや方向性が見えてきた途端に、作品自体がどうやら打ち切られてしまったこと。
(ヤングサンデーは時々こういったアホなことをするから嫌いなんだ。)
少なくともあと4巻は続けられたはず。残念だ。

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[投稿:2006-12-10 22:26:42] [修正:2006-12-10 22:26:42] [このレビューのURL]

スピリッツを読んでいるときは、フリが長いなぁ、ぐらいの感想だった。
だけど単行本で読むとちゃんと芯のある作品になっていておもしろかったです。
ボクシングを描きたいんじゃなくて、なぜ主人公がボクシングをするのかというところが大事なんですね。

情けない男を描かせたら今一番アツイのはこの作者でしょう。

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[投稿:2006-12-09 14:24:28] [修正:2006-12-09 14:24:28] [このレビューのURL]

僕はサッカーにはまったく疎いんですけど、このマンガはアツくてよかった。

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[投稿:2006-12-09 02:00:45] [修正:2006-12-09 02:00:45] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

平和を守ろうとしたヒーローの闘いは、長い人生から見れば所詮その一点でしかないのである。(年表ならただの1行ほどですからね)

年をとってオッサンになったヒーローは、コンビニ働くかつての敵と再会する。
老けたお互いの表情を見て、あれからの人生を理解し合った二人。

「温めますか?」
「ああ、頼む」

なんでしょうね、なんとも切ない最終回だったなぁ。

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[投稿:2006-12-18 12:14:26] [修正:2006-12-18 12:14:26] [このレビューのURL]

僕は京都編以降もけっこう好きです。
ただ縁がラスボスとして存在感が弱かったのは惜しかったなぁ。

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[投稿:2006-12-15 03:34:23] [修正:2006-12-15 03:34:23] [このレビューのURL]

5点 GANTZ

得点のみ

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[投稿:2006-12-15 03:30:19] [修正:2006-12-15 03:30:19] [このレビューのURL]

最近の『テニスの王子様』に関して言えば、正論でまともな批評をすることのほうがサブくなってきた感がありますね(笑)。
ツッコミどころ満載ですけど、昭和の頃のムチャクチャ漫画みたいで楽しいです。
テニス漫画だった頃からずっと読んでるけど、むしろ俺は今のほうが好きなぐらいです。

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[投稿:2006-12-04 03:44:29] [修正:2006-12-04 03:44:29] [このレビューのURL]

4点 HAPPY!

 一言で言えば全部ベタですね。
色々な要素があるけど、ベタベタに設定されたそれらの魅力がわかりません。
 誰も彼もわかりやすい典型的な動きをするベタ主人公、ベタ悪役、ベタ天才、ベタお坊っちゃん、ベタ体育会系……。
恋愛のすれ違いもベタ。貧乏設定や借金額も読者をわかりやすく感情移入させるためのベタベタドラマ。
 たぶん全体的にベタにウケを狙いたかったんじゃないですか。
そういうのが好きな人にはウケた気がします。
だってこの漫画を読んだ感想って、くりぃむしちゅーの番組でやってる『ベタドラマ』と同じなんですもん。

別にこういう作品は他にも色々あるし、ちなみにどちらかと言うと好きなほうだ。
なのになぜ『Happy!』を素直に評価できないか。それは『YAWARA!』の後にまた同じベタドラマをやる必要性がみえないからである。

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[投稿:2006-12-28 00:22:18] [修正:2006-12-29 14:14:43] [このレビューのURL]

 複線が張り巡らされた展開でおもしろいんですけど、改めて複線を理解してから読むとどうも惹かれる要素が薄い気がします。
 もし最終章がアレだったらどうしよう。

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[投稿:2006-12-23 19:56:18] [修正:2006-12-23 19:56:18] [このレビューのURL]

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