「」さんのページ
8点 鉄腕ガール
久々に男性が描く女性に好感を持てた作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-12 11:16:02] [修正:2007-06-14 16:43:38] [このレビューのURL]
8点 YATAGARASU
前作の絵と比べて、
少年漫画っぽいタッチになってきたなと思った。
でも比較レベルなので、
この濃いタッチが苦手な人はいるだろうけど。
主人公が成長していく様も大事だけど、
周囲の子たちまで主人公の影響でどんどん成長していくのですよ。
やっぱ成長していく過程をきちんと描いてると
読んでる側としては親近感とワクワク感が違うじゃないですか。
最初は敵同士だったのが、
上になるとチームになってってのが
これまた学生スポーツ漫画の醍醐味!!
ものすごく作者のサッカー好きが滲み出てます。
そんな漫画はこっちも読んでいて楽しくなります!
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-08 15:06:17] [修正:2007-06-14 15:34:30] [このレビューのURL]
たくさん子供が出てくるんだけど、
子供が子供らしく生きていけないんだよ。
しかもその子供がばかすか死んでしまうのだけど、
死ぬシーンもあまりに酷くて、泣けるとかを通り越して…
恐ろしい子ッ!って感じ。
絵も白さが目立つ描き方だから、余計に残酷に思えたり…。
一応、漫画に救いを求めている方には少々オススメできないかも。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-12 11:46:30] [修正:2007-06-13 18:19:38] [このレビューのURL]
9点 ルードウィヒ・B
手塚治虫の白鳥の歌。
優雅な絵、計算しつくされたテンポ、非の打ち所がない。
また、作中でベートーヴェンがバッハを弾く箇所があるが
その表現が素晴らしい。
「音楽を漫画で表現する」という難題に挑戦し
見事に成功している。
手塚が天才である事を確信すると同時に
完成していれば間違いなく
漫画史上に燦然と輝く名作になったであろうことを考えると
本当に惜しまれる。
手塚を長年漫画界の巨匠とせしめたその総てがここにある。
9.5点。完成させていれば10点だった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-13 17:59:35] [修正:2007-06-13 17:59:35] [このレビューのURL]
6点 自虐の詩
この漫画を勧めてくれた友人から、
「前半部分ははっきり言ってつまらない。
けども、後半部分のための序章だから我慢して読むべき。」
とのご指導を受けたので、
前半部分のグダグダした自虐ギャグを我慢して読みました。
ハイ、我慢しなければいけなかったです。
前半部分は同じ展開の繰り返しを何度となくやります。
これが異常にキツい。
後半、主人公である幸恵の幼少期〜少女期の話が多くなり、
彼女のこれでもか!というほどの不幸話しが続きます。
そしてラストの方で、もうギャグ漫画じゃないでしょがコレ!
って感じが出てきます。
この作者の「幸せ」に対する想いがぶつけられているというか、
作者の中で極めちゃったというか。
人の幸せは他人には計ることができないのだ
としみじみ思わせる作品です。
素晴らしい作品であることに違いはありません。
ただ一般受けしないので、大きな声でのオススメができない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-13 12:08:30] [修正:2007-06-13 12:08:30] [このレビューのURL]
6点 ぺし。
低学年の小学生ってのは、ほんと、こんくらい気楽で、
のんびりしてたような気がする。
そしてヒロインであるミオちゃんの突飛な言動。
主人公である坂田くんの微妙な苦悩。
担任の先生(♀)の周囲すらもツッコめない空気作り。
快活でどこにでもいそうだけど、あるある感満載なサッちゃん。
登場人物のキャラが全部素敵だ。
この漫画は小学生漫画だけど「萌え」要素が入っておりません。
ノン萌えでございます。
だから読みやすかった。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-13 11:49:32] [修正:2007-06-13 11:49:32] [このレビューのURL]
7点 ヨリが跳ぶ
主人公・ヨリの自信過剰さとバカ過ぎる性格に
最初は苛つきを覚えたんだけども、
脇役がそれをカバーしているというか、
彼女のバカさを緩和している気がした。
それにコート内でのヨリのプレイスタイルには
豪快さがあるのでスカっとする。
しかも微妙に努力家だし。
なのでそのうち好感持てちゃってた。
脇キャラも個性豊かで、バレーボールやってる人たちは
そんなにアクが強くてバカばっかりなの?
って勘違いしそうなほどだった(笑)
でもそこがまたバレーを面白くさせてるし、
熱くさせていたりもする。
バレー漫画の名作の一つじゃないかと思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-13 11:47:08] [修正:2007-06-13 11:47:08] [このレビューのURL]
6点 嘘喰い
あ…福本の「銀と金」だ!
って読んだ瞬間思うかもしれません。
ギャンブルの心理戦の巧妙さとムードの出し方は
福本さんが確立しちゃってるから、
さすがに心理戦やられるとどれも新しさは
あまり感じないんですけどね。
嘘喰いの良さは、新しさはないものの主人公の未知なる期待と
弟子的存在の彼の成長と組織の謎さと
そこまで長く感じさせないゲーム展開のテンポと
爽快さじゃないでしょうかね。
心理戦漫画がお好きな方にはオススメです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-13 11:40:43] [修正:2007-06-13 11:40:43] [このレビューのURL]
8点 α
1冊980円とバカ高いです。ご了承あれ。
構成に圧巻でございます。
最初、話がつながってるって全然わかんなかったけど、
これがまた読み進むうちに惹き込まれますね。
上巻を読み終わったあとの下巻へ手を差し出す
私のスピードの速さは並じゃなかったですよ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-12 11:49:11] [修正:2007-06-13 11:32:52] [このレビューのURL]
7点 G戦場ヘヴンズドア
この作品に限らず日本橋ヨヲコ作品は、私にとって評価の難しい作品である。
面白いし、個性的だし、ストーリー展開は誠実だし、技術もある。
夢中になって読める作品ではあるのだが、時々、気持ち悪くなることがある。
日本橋の作品には全て、作者の個人的な思い入れやナルシズムが強烈に詰まっており(他の作品とリンクさせたり、作品世界の登場人物の中だけでカップルにしたり結婚させたり)、その臭い、まるでジンギスカンのけもの臭さのような臭いが、鼻に付き、吐き気をもよおすことがある。
この臭いは脱臭すればよいと言うものではないし、また作者の性質からして不可能でもあるのだろうが、この臭いのために、私は素直にのめりこんで感動することを妨げられてしまうのである。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-06-13 06:19:02] [修正:2007-06-13 06:19:02] [このレビューのURL]