「トト」さんのページ

大学の写真サークルの中の恋愛と青春を描いた、ひぐちアサの自伝的作品。

はっきり言って、ヒロインの性格は破綻しているし、セリフは誰が話したか分からない時があるし、行間を深読みしなければ理解できないことも多い。

ただそれだけに心にストレートに響いてきて、一気に読ませてしまい、登場人物たちに共感してしまうのだろう。

夢や理想、人間関係などに悩む、等身大の学生達の姿がココにある。

カバーをとったところにその後の登場人物の後日談が少しずつのってます。

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[投稿:2009-01-14 13:08:01] [修正:2009-01-14 13:08:01]