「水鏡」さんのページ

その濃い絵柄は完全に人を選ぶのですが、
絵のインパクト以上に中身は狂った漫画です。正に死狂い。
生々しくもどこか現実から浮いている描写。
というか虎眼流は完全に現実離れしているのですが、
それもどうでもよくなるぐらい激しく、それでいて静かな物語の流れ、
更にそれを彩るハジけた登場人物達も十分な魅力を持っています、
しかし何よりそれを支えるのがナレーションです。
冷静かつ独特な言い回しの語り口がこの漫画の雰囲気を作り出しています。
こういう真面目な顔でどこか狂った表現をするような人(?)は大好きです。

ちなみに原作は未読です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-01-20 09:30:04] [修正:2006-01-20 09:30:04]