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6.73点(レビュー数:26人)

作者岩原裕二

巻数6巻 (完結)

連載誌コミックビーム:2002年~ / エンターブレイン

更新時刻 2010-08-15 12:05:56

あらすじ 世界に蔓延する石化病、メドゥーサに感染した人々は、古城を改築した施設の中で冷凍睡眠についた。
だが、彼らがふたたび目覚めたとき、城は獰猛なモンスターがはいかいする荒れ果てた廃墟と化していた。
奇病による死と凶悪な怪物、二つの死に囲まれたなか、いばらの伝う古城を舞台に始まる、生への脱出劇。

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いばらの王のレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全26 件

6点 columbo87さん

オチが読めるが、それはそれで作品の完結としてはきれいだなぁーと思いながら呼んでいました。と、思っていたらなにこのゲームみたいなオチ、いみわかんねーし、急に世界が陳腐になりました。
密閉された空間においては結構壮大なものとして想像されていた外の世界の様子が、実際描かれた時点で安っぽいものになってしまったというのは象徴的ではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-01 13:10:22] [修正:2011-06-01 13:10:22] [このレビューのURL]

6点 エピオンさん

自分の中で期待値を大きく設定しすぎたのか、あまり楽しんで読めなかった。

B級アクション映画というのはとても分かりやすくこの作品を表していると思う。盛り上げるところできっちり盛り上げ、最後はそれなりにキレイに終わる。スリルもあって、面白いとは思うのだけれども何かが足りない。


個人的にはもう少し長めに設定して、細かい設定を作品のなかで説明してほしかった。ラストのまとめ方が雑な印象を受けた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-11 22:15:34] [修正:2011-01-11 22:15:34] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

前半と後半で印象が結構変わりました。

序盤は正にパニック映画の様。
何時誰が死んでもおかしくないような緊張感、謎に包まれた人物などに読んでいてハラハラします。
絵も上手ですし、序盤は「B級映画の様なものを描いた良作」という印象で面白いです。

後半になると、奇病メドゥーサの正体や真の敵が明かになり、パニックアクションよりもSF風味が強くなります。
唐突なSF展開に若干戸惑い、最後の最後までは話にのめり込んで読めませんでした。
ちょっとメドゥーサの設定がわかりづらかったです。
伏線の張り方、長すぎない展開なんかは良いんですが。
でも最終的には「B級映画を目指して描いた結果ホントにB級映画らしくまとまっちゃった」という感じで少ーし残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-26 23:42:07] [修正:2010-10-26 23:42:07] [このレビューのURL]

8点 そうすけさん

物語を走りきった感じがして好きな作品です。最後をもう少し描いてほしかったですが、あまりくどくど描かれるよりは良かったのかな?

手ごろな巻数でおすすめです。イメージは「よくできたB級アクション映画」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-09-01 23:37:42] [修正:2010-09-15 23:26:42] [このレビューのURL]

8点 BuBuさん

もの凄い満足感のある伏線をはってくれてる作品です。
伏線が解けた時の盛り上り方がこんなに凄い作品はそうそうないと思いました。

ただ物語の核となっている病気:メドゥーサの理解が難しく、ラストに向けてどれだけそこを理解できているかで、感じる面白さはだいぶ変わってくると思います。

最初に1巻から6巻まで一気に読んで、その後理解を深めつつまた読み直すか、
1巻ずつ丁寧に理解しながら読み進めて行くかすると、
とてもいいと思います。


最後の数ページが投げやりな感じだったのが残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-09-18 01:39:26] [修正:2010-09-14 13:09:54] [このレビューのURL]

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