宮本から君へのレビュー
8点 朔太さん
一言でいえば、感じるはずのない熱を持った作品、である。
その熱さに浮かされて、考え方を変えさせられる人もいるかもしれない。
巻頭言の中で新井が、「人間の生命力に、生きていくたくましさ、しぶとさに、
美しさを感じます。」等の自身の価値観を毎巻掲載している。
他にも、「好きか嫌いかで物事を判断してきた。」、「我の強い人間が好き。」、
「生きている時間が有限だから仕事に意味や目的が欲しいです。」・・・
宮本に投影された考え方が並んでおり、まさにその通りの不器用生き方を物語として見せてくれる。
前半はビジネス編、後半はリベンジ編とできるだろう。
もっと続編をと望む向きも当時はあったろうが、熱に浮かされるのは宮本といえども、
実は人生の中でわずかな時間でしかないのかもしれない。
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[投稿:2016-02-07 16:45:39] [修正:2016-02-07 16:45:39] [このレビューのURL]
10点 キングガルフさん
サラリーマン、というか営業マンは読むべし。
僕は会社の部下に読ませました。
自分自身は学生時代に友人に勧められて読んだのですが、
社会人になって読み返すとさらにアツくなれます。
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[投稿:2014-11-12 13:10:49] [修正:2014-11-12 13:10:49] [このレビューのURL]
7点 asd5さん
序盤から中盤:さすが青春モノの金字塔といわれるだけあって素晴らしい。
つげ義春の影響がそこかしこに見えるのもつげ好きとしては嬉しい。
特にミソなのがつげ漫画同様の距離感構成で、非常に良いテンポと立体感を感じる。
後半から終盤:こんなの見たくてここまで読んだんじゃないよ…
内容だけでなく主人公のルックスまで醜くなっちゃって、もうなんなんだか。
最終的には一応スッキリしたものになりますが、一度引いた熱は完全には戻りませんでした。
…但し! 自分の女に向かって「むしろお前なんか敵だった」というこのセリフは素晴らしい。
現在進行形で愛している女に向かってこのセリフを言える人はなかなかいない。
この名台詞は10点。
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[投稿:2012-06-22 22:28:56] [修正:2012-07-09 18:33:17] [このレビューのURL]
8点 yiconさん
とにかく爽快感を味わえますね。前半で落とされて落とされて落とされて、、、終盤で爆発!という感じで笑
作中における路地の1つ1つまで実在の場所を元に描き起こしているので、ロケ地探しも楽しみですね。東京に住んでるから見たことのある風景もちらちら。
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[投稿:2011-08-08 04:38:37] [修正:2011-08-08 04:38:37] [このレビューのURL]
8点 スケフサさん
新井作品で一番好きな作品。
不器用でがむしゃら、こんな宮本って好感が持てる。
宮本に共感できる部分も多々あったし、自分には向いている漫画だなと思った。
花沢健吾のボーイズ・オン・ザ・ランの元ネタとも感じる部分があるので、ボーイズ・オン・ザ・ラン好きな人は好きだと思います。
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[投稿:2010-10-24 11:49:05] [修正:2010-10-24 11:49:05] [このレビューのURL]
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