Q.E.D. 証明終了のレビュー
7点 yiconさん
日常の中で起こるちいさな事件についての謎解きが淡々と続きます。地味。一気読みは苦痛。しかしお話のスパンが短いのでちょっとした空き時間にはうってつけ。理科系のうんちくにはまるでついていけない笑
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[投稿:2011-08-19 14:14:20] [修正:2011-08-19 14:14:20] [このレビューのURL]
7点 臼井健士さん
「金田一」や「コナン」に対抗できるだけの巻数を重ねながらも終始「地味」な推理漫画。
とにかく見開きページで決めゼリフを派手に決めるようなシーンもなく、「探偵グッズ」が次々と登場するわけでもない。
絵的にアピールするという意味では上記の2作品と比較して弱い点は否めない。
けれど、この作品はその分「謎解き」という面において特化していて、人間ドラマは極力省いて「贅肉を削ぎ落とした筋肉質の作品」としている。その証拠に、毎回の犯人が見つかった後はすぐに終了となっているし、エピローグなどをダラダラと続けたりはしないのだ。
主人公が「理系の天才」という設定も、作者がお得意らしい数学的知識をふんだんに盛り込むという意味では効果的。
同じ天才のはずなのに「理由不明で学業が振るわない金田一一」などとは違うのである。
推理漫画である以上「殺人事件」が起こらないと話にならない・・・という問題点はこの漫画でも解決はされていないのだが、それでも全体的な比率からすると五割前後で、九割突破が確実な「金田一」「コナン」よりもずっと抑えている点も好印象。
ひとつの事件がコミックスのその一冊の中で解決する設定は画期的。
次巻に跨ぐと展開を忘れてしまうという欠点がどうしても出てきてしまっていたが、その問題点をクリアした。
レギュラーは頭脳労働担当の「燈馬」と肉体労働担当の「可奈」の2名にキッチリと分けられているのも「コンビ」という意味においては成功。
前述のようにミステリ系の漫画としては明らかに「金田一」「コナン」の2作品よりも出来が上なのだが、掲載誌が隔月発行ということもあって、コミックスがまともに置いていない書店さえ結構あるというのが現状。
そんな恵まれない環境にあってもコミックスは25巻を突破。
講談社の隔月掲載の漫画の最高記録保持作品なんだそうです。
つまり・・・コアなファンでないと存在自体に気付くことの出来ない漫画でもある・・ということなんでしょう。
ぜひ「金田一」「コナン」とのコラボで調子に乗る金田一一と江戸川コナンを懲らしめて欲しい。
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[投稿:2010-09-12 20:43:23] [修正:2010-09-12 20:43:23] [このレビューのURL]
7点 とろっちさん
金田一、コナン、そしてQ.E.D.。
個人的には3つの中でこの作品が一番好きです。
そして恐らく3つの中で読んでいて一番華がないのもこの作品でしょう。
ドラマにもなったし、漫画賞も受賞したのに、今ひとつパッとしないのが悲しいところです。
殺人事件ばかりではなく、ちょっとした謎掛けや論理的思考などをベースにした話も多く、バリエーションが豊富です。
コミックス1冊に2話という形式になっているので、どこからでも読みやすいのも特徴です。
いろいろな視点でミステリーを楽しみたい方にはお薦めです。
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[投稿:2009-11-04 23:17:45] [修正:2009-11-04 23:17:45] [このレビューのURL]
7点 unsosinoさん
『以上・・・・証明終了です』
解けそうで解けない数学の問題のような事件と、数学的ウンチクが楽しい推理漫画です。
ストーリーはほとんど連続していませんが、深く質の高い短編が時々あり、油断なりません。
漫画喫茶のパックコースで微妙に時間が余ったとき、この漫画一択だったりします。
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[投稿:2009-06-18 23:27:19] [修正:2009-06-18 23:27:19] [このレビューのURL]
6点 bugbugさん
推理漫画の中では一番好きかも知れません
伏線やトリックを探すのが純粋に面白い
重大事件にばかり偏らず、日常のちょっとした事件や
ちょっといい話の人情話なども織り交ぜてあるので、飽きが来ない
時々論理が飛躍しすぎていてついていけないこともありますが
おおむね問題ないかと
数学のウンチクは難しすぎて私には理解できない
作者としては、噛み砕いて説明しているのですが、根が文系なもので・・・
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[投稿:2009-06-03 12:46:27] [修正:2009-06-03 12:47:42] [このレビューのURL]
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