Pumpkin Scissorsのレビュー
8点 頭突き串の寿司さん
戦災復興をストーリーの中心に据えているのはなかなか珍しい。
戦争の終わり=誰もが望んだ平和 とはならない
貴族、軍人、その他の平民にはそれぞれの立場があり
その格差が招く不和をどうにかして乗り越えていく。
内容については登場人物それぞれの思惑や信念が描かれ交差する点では、
ハガレンに通じるものがあるかなと。
裏を返せば、登場人物が多いので
国や軍、敵組織などのストーリーを描かなくてはならなくなるため
話の全体が分かりにくくなることも。
それでも緻密でよく練られたストーリーを描き続けられるのはすごいと思う。
ただ、絵が残念。
顔のパーツがおかしかったり
マーチスの前髪がホラーになったり
背景がときどき白くなったり
序盤では下手さが顕著。
そして下ネタは読んでてしらけるのでいらないような気も…
各章ごとのテーマもはっきりしているのだが
やはり大きなテーマは「戦争復興とは?そしてその終わりとは?」といったところ。
大筋には数々の伏線も残し、終わりが見えない!
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[投稿:2012-04-17 18:41:43] [修正:2013-03-18 17:01:46] [このレビューのURL]
8点 そうすけさん
期待してます。ただ、話を綺麗にまとめきれるかが少し不安です。
「廻る街」編は見事でした。
しかし、月刊誌なのに掲載ページ数が少ないのは何とかならんのか。大きな話なのに進みが遅い。
大きな話だからか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-01 23:36:13] [修正:2010-09-15 23:39:09] [このレビューのURL]
6点 Mサトゥーさん
11巻まで読んだ感想です。
大戦から3年。復興しようとする帝国を舞台に、大戦が残した「戦災」を取り除くことを任務とする陸軍情報部第3課・パンプキンシザーズの活躍を描く漫画。
今のところ、ストーリーはとてもよく出来ていると思います。
最初は熱意だけだった少尉の成長がみどころです。
そして、そんな少尉の熱意を支えようとすればするほど蝕まれていく伍長。少尉は伍長を救えるのか。それとも伍長自らが打ち破るのか。これからの展開が益々楽しみです。
戦闘シーンは結構グロいと思います。ただ血が出るだけでなく、どう壊れてるかをしっかり描写してます。
敵も自分自身も血塗れにして戦う伍長の戦闘シーンはとても凄惨ですが、決して風味づけのためだけの残酷描写ではなく、この作品になくてはならない要素だと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-07-04 04:11:20] [修正:2010-01-23 05:59:29] [このレビューのURL]
7点 カメ田さん
最初は薄っぺらい漫画と思いましたが、回を経るにつれどんどん濃く、おもしろくなります。
絵もうまくなっていきますが、うまくなるというより線が細くなると言った方が正しいかもしれません。
個人的には4巻あたりの絵が好みです。
新刊を楽しみにしてる作品の一つです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-08-05 23:15:28] [修正:2009-08-05 23:15:28] [このレビューのURL]
7点 unsosinoさん
『・・・・・なるほど
これはたしかに 規則違反だな』
巻数を重ねるほど深く、面白くなっていく漫画です。
カルッセル編のラストはお見事の一言。
序盤ではキャラクターの主義・言動に若干薄さを感じてしまいますが、
読み進めるうちにその後の成長の伸びしろだったのだと思えてきます。
考え、行動し、成長する登場人物たちはとても魅力的です。
早く続きが読みたいなあ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-04-23 23:34:37] [修正:2009-04-23 23:34:37] [このレビューのURL]
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