ブッダのレビュー
7点 bugbugさん
手塚治虫が持つ世界観の特徴に
「輪廻転生」というものがあげられるだろう
本作のテーマがまさにそれだが、作者がどうしても描きたくてしょうがなかったテーマの作品だと思う
手塚治虫という人間の人生観・哲学を
圧倒的なスケールと人間模様の背景の中に描き出す
小難しい理屈はよく分からなくても
心で感じることのできるマンガである
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-01-27 23:12:34] [修正:2009-01-27 23:12:34] [このレビューのURL]
9点 rooruckさん
ブッダ伝記もどき。(一部フィクション)
ニブイ私でもこの作品がズバ抜けて素晴らしいということは感じました。
宗教というと胡散臭い感じしかしなかったのに、その価値観を良い方向に変えてくれた作品です。中学生の時に出会えてよかったと思える名作でした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-29 21:54:30] [修正:2008-11-29 21:54:30] [このレビューのURL]
7点 taneさん
中学の時に読んで、なんかジーンときたの覚えてます。
南無阿弥陀仏がなぜ仏教??ってそんとき思いましたね。。
またもや独自の世界観を作ってくれますよ手塚治虫は。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-13 23:32:02] [修正:2008-07-13 23:32:02] [このレビューのURL]
7点 チャドさん
漫画としての面白さを基準にしてない作品だと思う。
どっかの大学で仏教学の資料に使われててもおかしくないくらい、ちゃんとした「ブッダ」本。
こういうモノをこういう形で出せる、という事に感動。
まぁ、堅苦しく考えなくても、しっかり物語。
だれかに説法したくなる。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-02-24 23:12:23] [修正:2008-02-24 23:12:23] [このレビューのURL]
7点 creさん
面白いというよりは考えさせられる漫画という感じ。
世界観は同作者の火の鳥が近いように思うが、この漫画では主に生物の死について描いている。ブッダが死というものに対して、どう思い、どう考え、そしてどう結論づけたのか。細かく描かれていて、共感できるかどうかは別としても、読みながら同時に考えさせられる。
昨今の、というか特に戦国時代なんかの日本の仏教は、祈れば極楽に行けるとかカルトじゃねぇか、とか思っていたけど、元はと言えば一人の人間が悩みぬいて苦しみぬいて、やっとたどりついた境地の教えだったのだ思うと、権力に利用されるのはすごく不憫に思う。まあそれはキリスト教もイスラム教も同じようなものなのだろうけど。
自分がどのような思想を持っていたとしても、2500年もの長きに渡って多くの人を救って、または勇気づけてきた人間の思想の断片でも知るのは意味があるのではないかな、と思う。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-02-07 07:49:02] [修正:2008-02-07 07:49:02] [このレビューのURL]
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