あらすじ 父の死の謎を追う少年飛鳥了。その内に悪魔(デーモン)は人間の理性が無くなったときにその体を乗っ取れるという仮説を打ち出す。親友の不動明を誘い,逆に悪魔の体の方を乗っ取ってやろうという計画を打ち出し,結果として不動明はデーモンの勇者アモンと合体し意識を乗っ取り,デビルマンになった。そして来たるデーモン軍団を迎え撃つ!!
備考
既存の少年漫画になかったエログロ、終末的思想、後半からの凄まじい展開は当時の読者に衝撃を与え、後年輩出された名作には少なからずこれの影響を受けたものも存在すると言われる。
70年代を代表する作品。
また、作者にとってもお気に入りの作品らしく文庫化や豪華版などにされたときには大幅の加筆修正も行っている。
デビルマンのレビュー
9点 fifty-endさん
一巻を読んで、えっ?と感じました。
アニメ版とは完全に別物です。
中学生の時に読んだので、かなり衝撃を受けました。
永井豪氏は憑依作家と聞いていましたが、
勢いだけで描いていたとはとても思えませんね。
間違いなく傑作です。いろいろ考えさせられるものも
ありますし。
でも、実写版はあまり観たくないですね。
漫画版がベースと聞いたので。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-12-29 16:05:24] [修正:2008-12-29 16:05:24] [このレビューのURL]
9点 梅昆布さん
子供時代に読んでたら間違いなくトラウマになってたと思う。
大人になってから読んだのにかなりの衝撃を受けた、傑作。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-24 12:31:34] [修正:2008-11-24 12:31:34] [このレビューのURL]
10点 fasterさん
体に寄生され、更に一部に人間は完全には寄生されないという点においては寄生獣と共通しており比較されるのも無理はない。
だが、デビルマンは本当に恐ろしいストーリーだと思う。
ある程度の展開は読めていたがラストのあの衝撃的なシーンは考えもつかなかった。
そして何よりこの漫画は人間の醜さというのをうまく表していると思う。
絵が古臭くて嫌いという人も中にはいるだろう。
でもその絵がまた良い味を出している。
この独特な雰囲気はこの当時の絵でなければ出せないと思った。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-10-20 19:16:48] [修正:2013-07-25 01:57:03] [このレビューのURL]
8点 すだちちゃんさん
鬼気迫るといった表現がぴったりの作品だと思います。
精神的に読者に訴えるものが凄いです。
アニメ等のイメージで軽く読み始めたら
心理的にダメージを受けてしまうかもしれません。
しかし、それこそがこの漫画の一番の魅力かと自分は思います。
読む人はぜひ5巻通して読んでみてください。
いろんな意味で世界観が変わるかもしれません。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-09-23 14:24:00] [修正:2008-09-23 14:24:00] [このレビューのURL]
10点 デスぺラードさん
原点にして頂点。日本が世界に誇れる漫画のひとつでしょう。
救いようのないラスト(見方によっては最高のハッピーエンド)へと全速力で突っ走っていく最終章はただただ圧巻。震えが止まりません。「始まりは終わりの始まり、終わりは始まりの終わり」を地で行くラストです。
永井豪が渾身の力で(視覚的にも感覚的にも)ぶつけてくる余りにも重過ぎる「人類は救われるに足る存在なのか?」
「こんなに堕落してしまった人類を救うくらいなら、一度リセットしてしまってもいいのでは?」というテーマ。
多かれ少なかれ必ず読み手は衝撃を受けるでしょう。
また、映画を趣味とする人間ならば、間違いなく知らない人はいないであろう実写版デビルマン。
こちらはお勧めしません。永井豪がこの作品で伝えたかったであろうことが三文小説のラブストーリーに摩り替わっています。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-08-28 23:59:54] [修正:2008-09-07 23:03:09] [このレビューのURL]
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