あらすじ 父の死の謎を追う少年飛鳥了。その内に悪魔(デーモン)は人間の理性が無くなったときにその体を乗っ取れるという仮説を打ち出す。親友の不動明を誘い,逆に悪魔の体の方を乗っ取ってやろうという計画を打ち出し,結果として不動明はデーモンの勇者アモンと合体し意識を乗っ取り,デビルマンになった。そして来たるデーモン軍団を迎え撃つ!!
備考
既存の少年漫画になかったエログロ、終末的思想、後半からの凄まじい展開は当時の読者に衝撃を与え、後年輩出された名作には少なからずこれの影響を受けたものも存在すると言われる。
70年代を代表する作品。
また、作者にとってもお気に入りの作品らしく文庫化や豪華版などにされたときには大幅の加筆修正も行っている。
デビルマンのレビュー
7点 torinokidさん
言わずと知れた名作中の名作。終末系マンガの元祖と言っても良いかも。
呑気な感じのアニメに比べて、原作のまあ強烈なこと。
初めて読んだときは、脳髄の奥深くをぶん殴られたような感じだった。
ラストは秀逸。
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[投稿:2011-02-07 19:05:52] [修正:2011-02-25 22:12:52] [このレビューのURL]
6点 そのばしのぎさん
この時代まで、正義は正義らしく、悪は悪らしく描かれていた。
その概念をくつがえしたという意味で功績は大きい。
ただこれ以降あまりにも多くの作品でその構図が世襲されており、そういった新鮮味を感じる事はできないと思われる。
ジンメンや魔女狩りは名シーンだと思う。
ただ、永井豪はデビルマンを引きずりすぎ。
真デビルマンのような番外エピソードは良かったけど、バイオレンスジャックやデビルマンレディとリンクするのは蛇足に思える。
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[投稿:2010-09-25 02:54:37] [修正:2010-09-25 02:54:37] [このレビューのURL]
8点 幻想さん
単純に面白い漫画だと思った。
漫画としてはクセが強く面白くないと思う人もいると思う。
ただ独特の世界観が個人的にはとても惹かれた。こういう漫画はあまり多くないのでおすすめしたい。
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[投稿:2010-07-21 18:53:46] [修正:2010-07-21 18:53:46] [このレビューのURL]
8点 アリスとテレスさん
おしい漫画ですね。
途中の過去編は蛇足としか思えないです。
それがなければ完璧にまとまっている作品でした。
まあ、話自体はすさまじいです。後半に進むにつれてページをめくる手が止まらなくなります。
他の漫画にはない魅力がありますから、気になった人はぜひ読んでみてください。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-11 13:31:13] [修正:2010-07-11 13:31:13] [このレビューのURL]
9点 チュリーヒさん
全巻持っています。
物語のテンポがすごくいいです。
集団心理の恐ろしさ、絶望の淵に立たされた時の表現力、壮絶なラスト、そこに至までの過程、まさに言葉を失いました
この作品があったから、いろんな影響を与えたから、後に名作と言われるいくつかの作品が生み出されたのかもしれません。
この作品を読み、温故知新って言葉が理解できました。
兎にも角にも人間って恐いなと感じました。
※最後に、小説は想像力を使い読みすすめますが、そんな感覚で読んで下さい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-05-09 02:47:55] [修正:2010-05-10 18:16:46] [このレビューのURL]
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