昴のレビュー
8点 彩香さん
主人公が陽って感じじゃなくって。徹底的に陰。
むしろライバルのほうがすごい華やかなイメージ。
とにかく昴がすごい暗いし、陰鬱な感じ。
でも、大吾の時より絵が汚くなってちょっとびっくり。
大吾とちがい子供の頃の出来事を丸ごと一巻書いてくれているのでなんでバレーじゃなきゃいけなかった理由がよくわかった。
昴の無茶な感じとか、取り付かれたように踊り狂う姿とかものすごい引き込まれる。あんな踊りができる人はいないだろうけど、すべてを巻き込む恐ろしさみたいな危うい主人公設定がよかった。それと、バレーをしてるときと、してないときの落差がある表情がいい。やる気がないとかじゃなくって、、、死人というか、何もできないあたりが、人生すべてバレーって感じがいい。
曽田作品のすごい奴って感じが一番伝わってるのである意味曽田作品らしいというか、曽田作品の王道なのかもしれない。
それに、本当かわからないけど、昴を書きたいがためにスピリッツに移って、大吾も終わらせたとか、、。
今は連載休止だけど、本人も昴に強い気持ちがあるらしく、そのうち再会したいらしい。
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[投稿:2006-11-27 17:18:17] [修正:2006-11-27 17:18:17] [このレビューのURL]
8点 はと時計さん
引き込まれる。強烈に引き込まれる。
現在休載中の漫画でもっとも復活してほしい漫画だ。
冷め切った主人公が舞台の上で熱くなるさまに物凄く引かれる。
舞台に上がると人の変わる人間って確かにいるが、
ここに描かれているのはその究極の形、
天才の演技とはかくあらん。漫画なのに魅了される、息を呑む。
曽田正人の見せ方が上手いのだ。
バレエを題材にここまで描く力量にただ感服するしかない。
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[投稿:2006-11-17 23:51:58] [修正:2006-11-17 23:51:58] [このレビューのURL]
8点 205-CTIさん
バレエとは無縁な自分ですが、ものすごい勢いで作品に引き込まれましたね。読んだ人間を「熱くさせてくれる」作品だと思います。
今の所は第3部への引き込みで止まっていますが、あのまま終わっちゃうのはちょっとなぁ・・・
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[投稿:2006-01-14 17:53:52] [修正:2006-01-14 19:47:51] [このレビューのURL]
8点 dollboxさん
「強く、儚く、果てしなく!」
まさにその通り、すべてを言い得ています。
破綻も荒れも気にならないぐらいの存在感は圧倒的。
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[投稿:2005-12-12 02:42:06] [修正:2005-12-12 02:42:06] [このレビューのURL]
7点 ムキッキーさん
曽田さんの作品の主役は、多くが「天才」なのですが
その中でもこの作品では主人公が狂気を秘めています。
「め組の大吾」や「capeta」に比べると世界観がかなり暗く
昴が踊る場面を読むと、漫画なのに本当に引き込まれてしまいます。
その後ぐったりと疲れてしまいますが、
頭にシーンがインプットされてしまうのが凄いです。
つくづく天才の描き方が上手いなあと思います。
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[投稿:2005-08-18 22:01:11] [修正:2005-08-18 22:01:11] [このレビューのURL]
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