G戦場ヘヴンズドアのレビュー
3点 三助さん
非常に人気の高いマンガだったので読んでみましたが、
そこまで面白いとも思えませんでした。
ただ、個人的に受け付けなかっただけで
評価が高い理由は何となく分かった気がします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-11-01 11:33:24] [修正:2009-12-21 00:22:00] [このレビューのURL]
8点 Kino.さん
キャラ描写が濃いです。ストーリーもとても青臭い。好き嫌いのわかれそうな漫画だと思いました。
クールな鉄男と熱くなる町蔵の二人が織りなす物語には、青春してますっていう空気が全面に流れています。二人の父親も並の人間ではありません。どこかオペラティックな、大げさとも言える演出もあります。さらに日本橋先生の作画は描線が太く、好みも分かれそうです。
しかし、そういう漫画に引き込まれました。なぜか青臭いとわかっていても、私を熱くさせるものがあったからです。この漫画に出てくる登場人物はみなギラギラと目を光らせています。漫画家の世界がどのような世界か詳しくは知りませんが、漫画の世界の厳しさ、夢を持ち続けてそれを実現することの厳しさがひしひしと伝わってきました。友人には勧めづらい漫画ですが、漫画通の方ならこの漫画のよさがわかると思います。これだけのメッセージが含まれた漫画を3巻におさめたのはすごいことです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-29 17:43:35] [修正:2008-10-29 17:43:35] [このレビューのURL]
10点 小塩さん
はっはっは、みんな大げさすぎだろう
…と思って読んだらやばいことに。
感涙っていうレベルじゃねーぞ!
もはやむせび泣き。
漫画で泣いたのは実にめぞん一刻以来か。
読後はしばらく胸に熱いものが残ります。
この作品を読まないのは本当に人生損していると思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-27 22:58:33] [修正:2008-10-27 22:58:33] [このレビューのURL]
10点 右から左へ。さん
熱くて、青臭くて、読むと疲れる漫画。こういった作品を描くことのできる女性漫画家は稀だ。いや描こうとする、といったほうが正しいか。いずれにせよ、最近の漫画には希薄な傾向を持った漫画である。
刃の切っ先を突き付けられるような感覚を抱きながら読んだ。そう、無意識のうちに恐れを抱きながら。
自分の心を無意識のうちに包んでいるオブラートを、読んでいくうちに、一枚ずつ剥がされていく感じだ。作者は問いかけてくる。夢とは何か、自分とは何か、友情とは何か。自分で言葉にうまくまとめることもできないし、口に出すのも恥ずかしいテーマである。また、成人となり、そういった類の事柄を幼少の頃よりも抑圧しながら生きている身としては、直視することが難しいテーマである。いや、直視したくないといったほうが正しいか。
しかし、それらのテーマを正面から、荒削りながらもしっかりと描いている。私はこの漫画を読んでハッとしたのである。小中学生の頃は誰もが兼ね備えていたであろう夢を、大人になっても持ち続けることの大変さ、それに伴う自己責任の大きさが伝わってきたからだ。このテーマを、3巻という限られた巻数の中でまとめた作者の技量を称賛したい。
絵も荒削りであるため、好き嫌いは分かれるだろう。だが、私はこういった作風に、絵が見事に一致していると感じられた。青臭さが際立つため、食わず嫌いしてしまう人が多いかもしれないことは事実であるが。
全体的に見れば、エンターテイメント性を備えつつ、考えさせられる漫画として確立していることは事実である。だが好みは分かれるだろう。上記のような現実、事実を直視できるか。また絵であきらめずに読みとおすことができるか。その二点でこの漫画の評価ははっきりとわかれるだろうし、分かれた方が議論の余地も残される。私としては、3巻の中でこれほど完結している漫画とは出会ったことがないし、多くの巻をかけてもこういったテーマに深い意味を与え、ある種の解ともいうべきものを提示できた漫画にあまり出会えたことがない。私の中では、歴代の漫画の中でも頂点に君臨する漫画である。文句なしの10点。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-10-13 20:07:29] [修正:2008-10-23 11:36:52] [このレビューのURL]
10点 腹ペコKUMAさん
漫画でこの作品ほど鳥肌がたったものはないです。
たった三巻なんですが、
そうとは思えない重さがあります。
はっきりいって少し疲れます。
でもまた読みたくなります。
この漫画読んで焦る漫画家の人もいるのではないでしょうか。
一話目の最後のコマと最終話の最後のコマが繋がった時は、
感動しました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-10-04 08:52:47] [修正:2008-10-11 00:02:04] [このレビューのURL]
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