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5.91点(レビュー数:24人)

作者宮下あきら

巻数34巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1985年~ / 集英社

更新時刻 2010-11-11 00:07:53

あらすじ 男塾一年、剣桃太郎と男塾塾生たちが織り成す熱い漢(おとこ)の生き様!!

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魁!!男塾のレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全24 件

6点 Dr.Strangeloveさん

個人的には傑作だと思う。
これ読んだ後は心が広くなるよ。
他の漫画読んで、
その漫画にちょっとぐらいストーリーの破綻があっても
笑って許せるようになる。
「民明書房」やら「男塾塾長江田島平八である!!」などの
名セリフ多数。
個人的には敵が変な武器持ち出してきたときに出てくる
「むう、あれは・・・」「知っているのか、雷電」が笑える。

あ、それとバトル自体も勿論面白い。
敵も味方も生き返りまくるけど。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-15 20:50:06] [修正:2007-02-15 20:50:06] [このレビューのURL]

7点 景清さん

よく「今の少年漫画には熱い男気が欠けている。昔は男塾とかがあったのに。」という文脈で引き合いに出される漫画だが、忘れてはならぬのは本作が人気だった80年代後半〜という時代においてももはや男気やら根性やらはアナクロだったという点だ。これらの美徳が少年漫画上で衒い無く描き得たのはやはり本宮ひろしなどの活躍した70年代の事であり、80年代においては男気や熱血はある程度ギャグ的な表現をはさんで緩和しつつ描かれる事が増えていた。
作者の宮下あきらもその辺は熟知しており、初期の作風は時代錯誤を意識的に過剰演出した軍国主義パロディ学園ギャグとして本作は描かれ、この路線を貫徹すれば好事家にひそやかに愛される隠れた傑作のような位置に収まったかもしれない。しかし、ジャンプ漫画の常として、人気獲得のために早々とバトル路線にシフトして以降、作品としての完成度を無視した本作の真の暴走は始まり、奇怪な魅力が前面に開花した。
元々絵柄が原哲夫や本宮ひろしの影響から抜けきれず、そのご都合主義の塊のようなバトルストーリー構成はキン肉マンの亜流の様でもあったが、そんな本作に唯一無二の個性を与えたのがご存知「民明書房」に代表される作中引用される架空文献の数々だ。作中登場する数々の奇妙な奥義、武具、奇習を一見本物であるかのように見せかけつつ演出したこれらの架空書籍群は不思議な説得力があり、当時の読者の多くは結構マジメに信じたのだが、これは80年代〜90年代前半という時代までなら通用しえた最後の荒業だった。
大昔の少年誌は、漫画などの他にも巻頭に歴史絵巻や科学啓蒙のグラビアなんかを載せて、ただの娯楽以上のものを与えようとする姿勢があった。その中にはいい加減でいかがわしいものもあったが、子供達にとっては「ただ漫画を読んで笑ってるだけじゃないんだぞ!」という自負心を与える効果もあっただろう。現在ではマガジンの社会派読切やサンデーの欄外一行雑学なんかに細々と継承されるこの姿勢の奇形変化した姿が、実は民明書房だったのではないかと最近は思っている。結局は嘘であったが、確かに純真な知的好奇心に訴える力はあったし、そのご都合主義的な展開にも適度に”泣き”も入っていたので同じく純真に泣いて笑って固唾を飲んだのである。ちょっと考えれば馬鹿馬鹿しく非現実的でギャグそのものだが、もうそういう地平にしか「男気」を描きえる土壌は残されていなかったのかもしれない。
だが、90年代以降は読者の目も肥えたのか、こういうご都合主義的な物語展開に素直に酔うのではなくニヒリスティックに生暖かく読む姿勢が一般化し、インターネット等の情報化の発達は民明書房などの存在を不可能にした。ググれば一発であれがネタだと小学生でも気がついちゃうわけだ。本作が90年代初頭に終わったのも必然だったのかもしれない。しかし、この在りし日の少年漫画として先鋭化したあまり奇形化した感のある本作を、今でも嫌いになれない自分がいるのである。
もしこれから本作に挑んでみようとする方がいらっしゃるならば、文庫版よりも断然往時のジャンプコミックス版がお薦めだ。巻末に収録された当時の少年達そして少女達(!)からの応援のお手紙には圧倒される事必定也!

付記:最近スーパージャンプ誌上で本作の続編である「暁!!男塾」が連載されているが往時ほどの面白さは無い。理由は数あれど、作者がもうハナから民明書房を完全にネタと割り切って描いてしまっているため、あの妙な説得力あるギリギリ感が失われてしまったためではないかと思われる。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2007-02-04 23:24:44] [修正:2007-02-04 23:24:44] [このレビューのURL]

黄泉がえり効果抜群です。

あまりにもキャラが生き返りすぎなので、
つっこみをあきらめて、
戦死した時、こいつはいつ生き返るのだろう
と逆に期待していました。
やられキャラの顔をゆがませ、
時には涙を浮かべて仰け反り「ぎゃ―」と叫ぶ
そのやられ具合が痛快です。
塾長の豪快ぶりもすごいです。
終盤「え?」というような終わりかたがあったりもしますが、
ずーーーっとバトルばかりしている割に
面白い戦い方が多かったせいか飽きずに読めました。
先日、本屋にいったらびっくり!
なんとあの「民明書房」が出版されているではありませんか!
びっくりついでに思わず買っちゃいました。

◇この作品の個人的価値=全34巻+民明書房1册で 7000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-07 19:34:46] [修正:2005-08-02 22:45:46] [このレビューのURL]

6点 ムキッキーさん

誰もが「民明書房」にだまされました。
しかし最終回まで読んでしまった作品。
この人たちは卒業してどうするんだろうとか、突っ込みは無しです。
と思ったらリヴァイヴァルでしたかーーーーっ
(読んでいませんが)

戦う時の構えや走るポーズ・ぞんざいなファラオの扱いや、
桃のハチマキに眉毛が食い込んでいるのが無性に気になりました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-08 00:18:21] [修正:2005-06-08 00:18:21] [このレビューのURL]

7点 飛雛さん

[ネタバレあり]

最初はそんなことなかったけれど、後半はひたすらバトル!バトル!そして逆転に次ぐ逆転!何故かそれがハマる漫画。
大好きでした。

桃と伊達が強い!塾生達が死なない!(一部除く)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-27 10:24:16] [修正:2005-05-27 10:24:16] [このレビューのURL]

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