あらすじ 雁作専門の画廊「ギャラリ-フェイク」のオーナー、藤田玲司のもとに、衆議院議員の梶がモネの「つみわら」の真作を売ってほしいと商談を持ちかけた。フジタが贋作だけではなく、裏では美術品のブラックマ-ケットに通じ、盗品や美術館の横流し品を取り引きしていることを知ってのことだった。その商談の様子を、S美術館の学芸員である酒井が見ていた。酒井はフジタに、芸術のなんたるかをわかっていない梶には「つみわら」を売ってほしくはないと懇願するが・・・。
備考 第41回小学館漫画賞受賞作品。2003年にWEBアニメ化、2005年にはレビ東京系列にてテレビアニメ化された。33巻は2016年に11年ぶりの刊行。
ギャラリーフェイクのレビュー
8点 森エンテスさん
非常に勉強になる美術漫画の名作です。
幾つかのエピソードは本当に素晴らしい出来ですし、誰にもお勧めできる良質な漫画で、細野不二彦作品の中でも秀逸な部類だと思います。
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[投稿:2011-10-15 03:17:08] [修正:2011-10-15 03:17:08] [このレビューのURL]
6点 トラヴィスさん
まぁ題材は目新しいし面白いですね。作者さんの知識も豊富で勉強になる部分も多い。
ただマンガとして捉えた場合、特にこれと言って惹きつけるものはないかな。
結局よくある「業界紹介マンガ」かな。
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[投稿:2011-07-11 16:44:55] [修正:2011-07-11 16:50:47] [このレビューのURL]
6点 columbo87さん
細野不二彦はどんどん絵が荒くなっていくなぁ。扱うものが幅広いので毎回安定してよめますが、特に面白い部分も無い漫画。
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[投稿:2011-06-04 01:36:15] [修正:2011-06-04 01:36:15] [このレビューのURL]
5点 torinokidさん
美術品を扱うブラックジャックというのは言いえて妙。
全体的には楽しんで読めるのだが
ストーリー毎の出来不出来の差が大きいのと、
登場人物のキャラ設定にブレが感じられるのが残念。
ちょっと微妙な評価になってしまう。
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[投稿:2011-01-07 19:15:05] [修正:2011-01-07 19:15:05] [このレビューのURL]
9点 臼井健士さん
美術という一般人には馴染みの薄い世界を舞台に活躍するアウトローな主人公。
毎回の話に絡む美術の造詣も深いが、政治的な部分の関わりも多く「美」は時の「権力」に支配されていた側面を否定することはできないのだと知った。「美術史」というよりも「歴史」を学べる。
レギュラーは少ないのだが、忘れた頃に以前の登場人物が再登場するので油断ができない。
藤田との対比という意味なのか「地蔵さん」がよく話に関わる。
欠点は画が洗練されていないことか。ただ、アウトローな主人公で「綺麗な絵」は似合わないだろうが。
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[投稿:2010-11-23 20:11:00] [修正:2010-11-23 20:11:30] [このレビューのURL]
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