惑星のさみだれのレビュー
3点 そのばしのぎさん
普通の人間は、世界の平和よりも、自分の身の回りの平和を守る事で精一杯なわけで、この手の話ではまずいかに敵が自分達の生活を脅かすか、いかにして自分達が巻き込まれるかが描かれる物。
しかし、この物語では主人公達はただひたすら「地球を守る」「地球を壊す」という中二病的思考で行動しており、これがかなり痛々しい。
終盤のアニマ・アニムスの過去話が出てようやく戦闘している理由が明確になるが、それまでがちょっとだるすぎた。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-09-06 20:18:26] [修正:2010-09-06 20:18:26] [このレビューのURL]
7点 さかさん
金色のガッシュ!になんとなくどこか似ている印象を受けました。
が、戦うのは人間。ひええ。
ところどころセリフがクサいところもあるけど、それもまた一興。
結末がすごく楽しみです。
白道さんが可愛すぎますね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-04 22:36:50] [修正:2010-09-13 23:17:27] [このレビューのURL]
10点 白い肉球さん
登場人物一人ひとりがとても個性的で、その彼ら一人ひとりの成長がしっかりと刻まれている。最近自分の中で1番大当たりだった作品。
最新巻を読んでからもう一度以前の巻を読むと、各登場人物がいかに頼もしく、大人になったかがよく分かります。コレって少年漫画の基本なハズなんだけど、(薄っぺらでなく)描けている人ってあんま居ない気がします。
伏線の張り方もとても上手く、8.9巻を読んだときには鳥肌が立ちました。ガチで。
燃え上がるような漫画を探している方はぜひ御一読ください。
※追記
見事完結。
エピローグがちと長い気がしたものの、作者の気持ちもよく分かるので減点なし。
むしろ上手く纏まってくれたので加点。
本当に面白かった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-07-22 22:26:35] [修正:2011-01-12 22:29:53] [このレビューのURL]
7点 カレーさん
素晴らしいの一言。
王道でありながら、現在多く見られる行動の悪いところを否定する反王道的な漫画。
弁証法的に言うと止揚だろうか。
大学生という「大人」と「子供」の境界にいる主人公が「大人」へと成長していくさまが丁寧に描かれている。
00年代数少ない名作。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-03-08 00:58:05] [修正:2010-03-08 00:58:05] [このレビューのURL]
9点 ITSUKIさん
凄い面白い!ここまで読んでテンションあがった作品も久しぶりでした。
読んでいて期待するところをうまく描いてくれてます。
何度か見かけたレビューですが、週刊少年誌でやってる少年漫画に飽きてそこから離れた読者が「少年漫画っていうのはこれだよこれ!」と良いたくなるような、そんな作品です。
週刊少年誌の作品と比べて大きく違うのはテンポが非常に早い所。全10巻という長さは人気作品の引き延ばしにうんざりした方達にピッタリです。
全10巻ですがその倍のボリュームは感じられます。
テンポが早いのに日常描写とバトルとをうまく両立させられているのは、騎士達が全員登場してからは、夕日・さみだれ達は騎士達との日常を送っているからだと思います。
(逆に、騎士達が登場してからその他の登場人物はほとんど出てきません)
世界の危機の話の割に舞台は非常に狭いんです。
騎士達との日常交流を描いてく事でその関係がバトルの方にも影響するし、日常と非日常の両方が描写できる。
このバランスの良さは凄い。
絵柄も個人的に好み。「こういう絵でこういうバトルが描ける人がいたんだ!」って感じです。
※完結に伴い若干の修正をしました。
これまた見事に完結してくれて最高でした。
最終巻は作者が少年漫画の最後にのやりたかった事を詰め込んだ、という内容。
そして伏線の巧さに改めて気付きました。近い内(年末年始・・?)に読み返したいなぁと思ってます。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-28 23:26:18] [修正:2010-12-09 23:56:57] [このレビューのURL]
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