タッチのレビュー
9点 natyuさん
やはり野球漫画として見てはいけない作品だけど、何回読んでも泣いてしまう作品。
登場人物がみんないいやつばかりで他人の事を本気で思える優しさを持っている。話としても特に破綻無く、最初から最後まで飽きずに読める。またあだち充の魅力である間の使い方やコメディの使い方も上手い。名作でしょう。
ただ、みなみちゃんでマイナス1点。まあ仕方ないと言えば仕方ないけど、和也の扱いはひど過ぎる・・・・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-01-11 00:20:16] [修正:2007-01-11 00:20:16] [このレビューのURL]
9点 mangasukiさん
甲子園に連れてって!
泣きたければこれを読むべし!
熱く切ない青春漫画の金字塔。
まさに青春。これぞ青春。心の中に眠れる青春を呼び起こす青春大作。
以前テレビでタッチの続編をつくって放映していたが、
ぼくの中ではあれは存在していないことになっている。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2005-05-03 00:44:22] [修正:2005-05-03 00:44:22] [このレビューのURL]
8点 朔太さん
和也の事故以降の南と達也の二人の関係性の変化が、多くのセリフなしで
表現されていることが特筆されるでしょう。和也に対する喪失感と、どのように自分を
修復していくかという迷いを、文学以上に上手く表現されていて、リアルな
劇や映画でも難しい感情の機微が漫画で表現されているのはすごいことだと思います。
ここがしっかりしているから、怠け者の達也が以後、突然ヒーローに変化して
いくプロセスもほとんど違和感なく受け入れられるのです。
あだち先生の作品全部に言えることですが、ストーリ展開を追う楽しさ以上に
毎回毎号の男女の機微が嬉しいというか、キュンとする瞬間の表現が素晴らしいです。
だから、タッチであろうが、H2であろうが、ラフであろうが、何でも良くって、
主人公達也の目と口を借りて読者が南を見つつ、会話をしているのですね。
言わば、模擬恋愛をさせてくれる漫画とでも言えるのではないでしょうか。
ある意味で、偉大なるマンネリ青春漫画、とでも言えます。
褒めてるのか、腐しているのか分からないですが。
私は、2度、3度読み直しています。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-04-10 09:44:07] [修正:2016-04-10 09:44:07] [このレビューのURL]
4点 群馬のイチローさん
あだち充らしく、脇役が雑な扱いでメインにスポットを当てた作品だと思います。昭和の作品ということを考えて構成的には有りな作品だと思います。
内容は皆さんご存知の通りだと思います。最終的に主人公とヒロインの関係を脳内保管しろという作品はあまり好きではありません。
個人的にはタッチのノベルゲームでも作り、弟が死ななかったり、兄弟で甲子園に出場する分岐点などを作ってハッピーエンドやバッドエンドなど最後の結末が変わるゲームを作ってもらえたらと思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-08-04 17:00:37] [修正:2014-08-04 17:00:37] [このレビューのURL]
9点 勾玉さん
あだち充の描く主人公と言えば、達観しすぎてて覇気に欠けるけど
いざスイッチが入ると一転して真価を発揮する飄々としたところが魅力だ。
そしてタッチの場合、このスイッチが入るきっかけとなった出来事が
他の作品より劇的であり、達也が奮起するための原動力としてこれ以上無い説得力を与えている。
ヒロインの南ちゃんも達也の頑張りを支えていく必要不可欠なキャラクターだが
それ以上に、和也の存在がこの漫画を特別なものにしてくれたと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-05-18 00:18:16] [修正:2014-07-22 11:03:06] [このレビューのURL]
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