かぶく者のレビュー
8点 chunya0816さん
【歌舞伎】はスポーツだ。いや、それ以上。
演者と演者の魂のぶつかり合い。まるでそれは殴り合いを見てるよう。
そう、歌舞伎は格闘技なのだ。
ソレを軍鶏でおなじみのたなか亜希夫が書くってんだから
面白くない訳がない!
現代の歌舞伎役者と照らしあわせるとさらに面白い。
古典文学って、私たちが知らないディープな世界。
何百年も続いてる世界だからこそ、闇があって光がある。
非常に面白い作品だったのに、途中で終わったことから
もしかしたら歌舞伎協会から圧力が掛かったのかな?
という妄想も膨らませつつ、レビューを終わらせて頂く候!
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[投稿:2012-04-26 01:39:33] [修正:2012-04-26 01:39:33] [このレビューのURL]
9点 suzuさん
伝説の歌舞伎役者、生島新五郎の血を引く無名の歌舞伎役者の活躍を描いた物語です。歌舞伎に関する漫画ですが、随所に細やかの説明・演目の粗筋も載っている為、全く歌舞伎を知らない状態でも気軽に読むことができます。ストーリーの良さもさることながら、何よりも素晴らしいのがたなか亜希夫の作画でしょう。演目の見せ場では水墨画タッチの画で読み手を魅了してくれます。8巻で終わっており、やや最終巻が駆け足であったことが残念でなりませんが、9点をつけても良い作品であると思います。
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[投稿:2011-01-28 06:12:39] [修正:2011-01-28 06:12:39] [このレビューのURL]