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7.46点(レビュー数:15人)

作者天野こずえ

巻数2巻 (完結)

連載誌月刊ステンシル:2001年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2011-03-17 14:39:48

あらすじ 地球歴2301年、かつて火星と呼ばれていた惑星AQUAの都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前の水先案内人(ウンディーネ)になるために奮闘する水無灯里の日常をコミック1巻=1季節のペースで描く。

備考 現在、マッグガーデンから新装版が発売中。「ARIA」に続く。

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AQUAのレビュー

点数別:
6件~ 10件を表示/全15 件

8点 臼井健士さん

未来世界を舞台にした「噂の近未来ヒーリング(癒し)コミック」を初体験。

まず作者の画力が激高。人物はそれほどでもないのだが・・・風景・建物にそれが顕著。
そして流れていく時間・空気までも画面上に表現出来る技術に感嘆。カラーページの表紙やコミックスカバーが作者の力量の見せ所(魅せどころ)。

次に「水」をテーマにした世界観と設定に夢があって素晴らしい。未来の人類が「赤茶けた生物も住めない火星」を豊かな水に満ちた惑星に「科学の力」を使って作り変えたという点。科学の発展は大量の資源の浪費、生態環境の破壊・・・等に繋がっていくという絶望ではなく、使い方さえ誤らなければ「素晴らしい恩恵をもたらしてくれるのだ」という希望を感じてならない。

そんな水の惑星となった火星に地球からやって来た主人公がイタリアのベニスよろしく、水上都市のゴンドラ漕ぎになるべく日々を送っていく。そこで様々な人と出会い、色を変えていく景色を目にし、そしていつしか主人公と共に読者もこの「桃源郷のような仮想空間」へと誘われていく。

そこではあくせくと動くことは無意味となり、不可思議な現象にですら寛容になり、そして・・・いつもは早足であるはずの「時間」でさえもその歩みを緩めるのだ・・・・。

メジャー誌では決して育たないであろうこの「未体験の快感」を宝箱の中に誰にも知られないように鍵を掛けて隠しておきたくもあり、おきたくもなし・・・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-27 10:54:04] [修正:2012-01-03 09:42:14] [このレビューのURL]

6点 s-fateさん

 サクッと読めます。便利すぎる地球から、アナログな感覚の火星へ。そして高潮で店が冠水して開店休業になるのも毎年お約束の世界。季節があるのも制御が人任せなため。これが許される世界。年中無休、信賞必罰の現実との乖離ぶりに癒しを求めるというなら、良いマンガだと思います。絵は良い意味で線の細い、暑苦しくない絵です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-25 16:38:11] [修正:2011-07-25 16:38:11] [このレビューのURL]

6点 くろしびさん

未来の話だけど、どちらかというと少し昔の田舎のような設定。

主人公の性格や周りの人々(田舎暮らしって感じ)などで
非常にほんわかした雰囲気で話が進んでいく。
特にすごい話があるわけでもないけど、癒しストーリー。

内容的には導入部で終わってしまうので、とりあえずこの点数。
絵もまだ荒さを感じる。

知能は人間並みという社長だが、人間といっても小学生レベルな気がする。
だから可愛くて憎めない感じなのだが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-02 11:16:49] [修正:2011-03-02 11:19:31] [このレビューのURL]

9点 dai.sさん

物語は殆どARIAそのものであり、それがどんなものかは私やほかの方のARIAのレビュー、またはこのAQUAの他の方のレビューを参考にしてほしい。

また、このAQUAだけでも十分楽しめるが、十二分に楽しみたい方は是非ARIAとセットで読んでみることをお勧めしたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-18 17:47:29] [修正:2009-08-10 18:12:00] [このレビューのURL]

7点 bugbugさん

ガンガンお家騒動で連載雑誌が変わり
タイトルも変更されていますが、基本的にはARIAと同じものです

知らない人は調べてみましょう

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-22 22:28:42] [修正:2009-01-28 12:52:28] [このレビューのURL]

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