度胸星のレビュー
8点 二軍Tシャツさん
なんて魅力的な漫画だろうか。
設定が面白い。
火星ではワケわかんないやつが、非現実的なことばっか起こして、一人火星に取り残された男はそれに孤独な戦いを挑んでいく。
方や地球では火星に行くため、現実的な訓練やテストが行われ、候補生たちはお互いに協力しながらそれに立ち向かっていく。
魅力的な登場人物。
目ん玉見開いてフウフウ言ってるヤクザや、お調子者だけど機転が効いてリーダー性があるやつ。挫折を味わう天才少年、もの静かで我慢強く、それでいてスゴい度胸も持ち合わせてる馬鹿正直者。
こうゆうキャラの濃いやつらを、バランスの良い位置に置き、描ききる作者はスゴい。
それがなんと打ち切りですか、キライですよヤングサンデーさん。もうないけど。
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[投稿:2009-01-31 09:00:40] [修正:2011-07-15 02:34:59] [このレビューのURL]
8点 ITSUKIさん
文庫版(全3巻)で読みました。
打ち切りを嘆くレビューが非常に多かったので気になっていました。
そして実際に読んでみて、自分も打ち切りの悔しさを実感する事になりました。
どうしてここまで書いておきながら終わらせなければならないんでしょうか。
作者の作品は初めて手に取りましたが、表情のつけ方が独特で良いです。
ゴッドエネルの様な驚き顔が特にインパクトありましたw
宇宙飛行士を目指し、候補生となるために訓練・試験を仲間と共に乗り越えていくという展開はこういう作品なら王道でしょう。
仲間でありライバルであるキャラクター達が(見た目は絵柄の所為もあり地味ですが)個性的に描かれていて、飽きさせません。
「ドカベン」の山田太郎を彷彿とさせる主人公・度胸の地味っぷりも地味にインパクトありましたね。
それでいて火星でのテセラックの登場・謎の数々は斬新すぎて、リアル指向な地球上の出来事と非現実的な火星での出来事との対比がまたワクワクハラハラさせます。
惜しいところで終わってしまっていますが、作品としては最後まで面白く読めるのでそこまで評価を下げるには至りません。
けどやっぱり面白いだけあって残念だなぁという気持ちも強いです。
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[投稿:2011-07-09 19:55:14] [修正:2011-07-09 19:55:14] [このレビューのURL]
6点 torinokidさん
他の方も書いてますけど、やっぱラストがねえ…。
あれで終わっちゃフラストレーションしか残らんですわ。
直前まではホントに名作なんだけど。
続編に期待したいけど、山田氏は「描く気はない」と言ってるらしいし。
残念です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-01-11 18:56:15] [修正:2011-01-11 18:56:15] [このレビューのURL]
7点 スケフサさん
この漫画は実に残念な終わり方をしている為、非常にオススメしづらいのだが名作とも言える。
キャラクター個々から違った形の強固な意志や、情熱を感じられていいし。
テセラックという謎の生物(?)が高次元の物であり、それをどう展開していくのかが非常に気なる所である。
終わり方の為にこの点数。
いつか続編が出る事を祈っています。
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[投稿:2010-10-24 11:29:48] [修正:2010-10-24 11:30:46] [このレビューのURL]
10点 即身仏さん
何でこんな骨太のSF漫画を打ち切りにしたのか理解出来ない・・・。と言える位の傑作。
この作品を掲載紙でチラッと見た時はまだ理解出来なかったですが、改めてこの作品を読むと、圧倒的に濃いSF・人物描写だというのが判ります。主人公の度胸達の宇宙飛行士訓練もさすがなのですが、個人的には火星にてスチュアートが高次元の存在であるテセラックとの絶望的とも言える闘いの凄まじさ・壮絶さに心奪われたかのような気持ちになりました。
これ以上の続きが見れないのが残念と思わせる作品の1つであります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-22 08:35:52] [修正:2010-09-22 18:39:57] [このレビューのURL]
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