ホーム > 青年漫画 > 週刊ヤングサンデー > デカスロン

7.7点(レビュー数:10人)

作者山田芳裕

巻数23巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:1992年~ / 小学館

更新時刻 2011-05-10 23:46:06

あらすじ 野球に挫折した主人公は、陸上の十種競技で世界を目指す。

シェア
Check

デカスロンのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全10 件

8点 藤堂修さん

[ネタバレあり]

面白い!
陸上の十種競技というマイナーな競技を題材としており、
僕はこの漫画で十種競技を知りましたし、実在の人物も多数出演したりと、陸上界において大きな影響を与えた作品だと思います!

陸上という自分の限界と戦うストイックさと、主人公のキャラクターの面白さがいいバランスになっています!
個人的には一つの競技で挫折してきた主人公が「十個ならどうだ」と感情をあらわにするところに感動しました!

絶対にもっと世に知れていい作品だと思います!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-08-08 00:23:42] [修正:2021-08-08 08:17:10] [このレビューのURL]

7点 punpeeさん

[ネタバレあり]

山田芳裕先生の作品の中では、一番好きです。
他に例が無い10種競技を題材にしており、エンタメ性が高く、いい意味でぶっ飛んでいます。
ラストは何故か一夫多妻制の部族の族長になってる辺りも、この作家らしいぶっ飛び具合です。笑

序盤は「よく知らんけど10種競技ってすげーなぁ」から始まり、
中盤から本作者の真骨頂であるテンション・表現力・演出力が発揮されてきます。

主人公の強さは、おそらくかなりご都合主義です。
中盤、確かにトレーニング編はあったけど、ここまでの強さの根拠には乏しい気がします。
(多分、福満しげゆきが認めないパターン。笑)

勢いや凄みで解決させる展開はジョジョを彷彿させますが、
冒頭で言った様に、エンターテイメントとしての面白さは見事。

主人公を本物の馬鹿に設定する辺り、本作者らしいです。

生命を削りながら限界を超えて戦うハングリーなアスリート、
ワンショットワンキルの生き様を貫く孤高の野生アスリート、
勝利の為に喜怒哀楽全てをコントロールして勝ち続ける完璧絶対王者、

それらアスリートの偉大な哲学を崩したのが、
主人公のブレブレな本能と煩悩という点に、ある種の真理を感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-07-31 20:08:00] [修正:2017-07-31 20:08:25] [このレビューのURL]

9点 コロモーさん

現実の陸上にはありえない点が多々あるが、それも含めて楽しめる物語。
大迫力の絵を見るとそんなこと全く気にならない。

陸上をやっていた高校時代にこの本に出会ってから、「大学生になったら十種競技に挑戦しよう」と思っていた。
大学3年生になって、やっと出場できた。
万吉のベストには4300点ほど及ばないが・・・

今は無きヤングサンデーのことを悪く言うつもりではないが、もっとメジャー誌でこのマンガが連載していれば、「デカスロンブームが起きていたのでは」と思ったりなんかする

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-12-11 22:26:35] [修正:2012-12-11 22:26:35] [このレビューのURL]

7点 朔太さん

天賦の才を感じさせない主人公が、回を重ねてどんどん成長していく。

陸上競技の魅せ方は難しいが、力の入った入魂の一瞬一瞬を上手く表現していて、

読者は途中で放り出せない。

十種競技を制する者こそ、陸の王者、という意味が良く分かる作品。

本当に夢中になって読んでしまいます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-11-25 17:43:26] [修正:2012-11-25 17:43:26] [このレビューのURL]

8点 blackbirdさん

面白かったですね。
十種競技という、日本ではマイナーな競技にこれだけの光をあてた、名作?迷作? いや、愛される作品です。

無茶苦茶な構図も叫び声も、おちゃめなお父さんも、楽しめる範囲です。
オブライエンの対照的なクールさも引き立てます。

ようやくこれで十種のルールも面白さもわかりました。
ラストはよく覚えていない程ですが、それでも十分楽しめると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-29 01:54:50] [修正:2011-05-29 01:54:50] [このレビューのURL]

PR


<<前の10件
12

デカスロンと同じ作者の漫画

山田芳裕の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊ヤングサンデーの情報をもっと見る