孤高の人のレビュー
4点 デビルチョコさん
途中から著者の単独作品になりましたね。
まず登場人物達に対して、1人も好感を持てるキャラがいませんでした。
最初は良い人キャラが、突然真逆のキャラになったりする。
ストーリー展開もよく分からない。
それでも最後まで読めたのは、画力が凄まじく良かったからです。
それだけでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-02-13 09:34:48] [修正:2015-03-09 22:00:08] [このレビューのURL]
6点 kikiさん
画力は凄い。口数が少ないと言うか会話下手な主人公の表現としてセリフが少なく絵で語ろうとしているのはピッタリだと思う。登山の合間に挟まれる幻想はいいとして、過去と現在を混在させ過ぎて読みにくいのが残念。もう少しプロットを上手く組んでもらえると傑作なのになぁ。
あと周りのキャラクターが色々唐突すぎる。え?で?と思う人が多過ぎ。
個人的には原作に沿ったラストが良かったなぁ。描いてて主人公に救いを与えたくなったんだろうけど、じゃああの山の神との会話はなんだったんだ!と思えてしまって。
山の美しさ、クライミングの過酷さ、山に取り憑かれる狂気さは素晴らしい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-07-01 12:08:10] [修正:2014-07-01 12:08:10] [このレビューのURL]
6点 三助さん
あれは何だったのかという点が非常に多い。
主人公の前の高校でのエピソードは結局何だったのか。
そこで結果的に死なせてしまった同級生や
その同級生に瓜二つのソロクライマーの少年はどこへ?
(一応終盤にこっそり出てきますが)
クライミング部のマネージャーは変貌しすぎだし、
元同級生の不良もあれはちょっと・・・
前半と後半でかなり雰囲気が変わります。それでも面白いと思いますが。
画力が凄まじく、表現がかなり特徴的なので、絵だけで楽しむのもありです。
登山用語正直よく分かりません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-12-25 00:03:29] [修正:2014-04-25 02:12:08] [このレビューのURL]
5点 ランドネさん
とにかく絵が綺麗じゃないと読む気が起きない自分なので
この作品はまさにガチンコ。
主人公 森文太郎のキャラはバガボンドとかぶる所、多々ありと見ました。
本作の良い点・・・物語の進み方はテンポ良く1巻平均30分程度で読める。
絵がとにかく綺麗。いわゆるビジュアル系漫画。
本作の悪い点・・・サブキャラの扱いが雑ですぐに切り捨てられる。
ある意味、作品の中でも主人公は孤高な扱い。
山登りという軽い視点ではなくアルピニストとしての心情を汲み取る作品としてはストイックであり非常に評価できる。
漫画そのものとしては従来の作りを踏襲して居らずイメージを増幅させながら読み進めない人にはお奨めできない。
それと時代性の背景なのか、わりと欝っぽい展開が多く性格的にだれる人にはお奨めできない。
悪く言えば【孤高=欝】とも取れる様な安易な展開にも感じられた。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-07-27 22:26:38] [修正:2013-07-27 22:26:38] [このレビューのURL]
7点 ジブリ好き!さん
言葉より画で語る作品。
それだけの画力があり、画に命かけてますくらい卓越してます。
後半抽象表現のオンパレードですが、それが言葉では伝えにくい森の心理をダイレクトに教えてくれます。人物の表情なんかもインパクト大。
専門用語も多々ありますが、読み飛ばしても問題ないです。
心に響くか読みにくいと思うかで評価は分かれそうですが、少なくとも前半の熱いスポ根は誰が読んでも面白いはず。自分もこれの影響でロッククライミングに挑戦しました。
後半のドロドロの人間ドラマはきついものがありますが、あのラストは作者の最大限の優しさを感じました。
原作とは別物として楽しめる作品。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-11 02:35:06] [修正:2011-10-27 17:14:37] [このレビューのURL]
PR