あらすじ
時代は2070年代(2075年以降)、人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちは生活し、様々な仕事をしている。だがその一方では、地上の貧困・紛争問題は未解決のままで、宇宙開発の恩恵は、先進各国の独占状態にある。
主人公のハチマキは宇宙で働く会社員。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。
備考
表題πλάνητεςは古代ギリシア語で「惑う人・物」、英語planet(惑星)の語源である。
2002年度星雲賞コミック部門を受賞。
2003年アニメ化。
プラネテスのレビュー
8点 さかさん
自分と向き合う、仲間のありがたさ、愛など
いろいろ見どころがあるし、結末までしっかりしています。
とてもまとまりのある漫画だと思います。
細かいことは他のレビュアーさんのを参照してください(笑)
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[投稿:2010-08-04 22:31:58] [修正:2010-08-04 22:31:58] [このレビューのURL]
6点 fuyu1415さん
宇宙デブリというテーマを扱っている点だけで一読する価値あります。
しかし、地上から物質を輸送する手段はロケット(重量あたりの費用はすこぶる高い)しかないにも関わらず、大分宇宙生活は快適なのは少し首を傾げざるを得ないです。どうせなら、宇宙エレベーターを登場させていれば、もっと面白くなるではないかと思います。
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[投稿:2010-06-28 16:54:06] [修正:2010-06-28 16:54:06] [このレビューのURL]
9点 jonnyさん
いやもうでっかいなぁ
宇宙そのものみたいな4冊だなぁ
登場人物も宇宙みたいなやつばっかだったなぁ
つーか4巻分厚すぎだよなぁ
俺はちっちぇなぁって感じの漫画だなぁ
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[投稿:2008-02-17 19:30:13] [修正:2010-05-28 20:38:43] [このレビューのURL]
3点 マルフォイさん
とても退屈な漫画だった
愛がどうだの言われてもね・・・
ただ大人になって精神的に成熟したときに読むとまた評価は変わると思う漫画でもある
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[投稿:2009-12-25 01:13:19] [修正:2010-05-21 00:57:46] [このレビューのURL]
9点 ほにゃららパンチさん
宇宙は広いんです。当たり前ですが。
人間の文明がどれだけ発達しようと、その終わりにまでは到達できないだろうし、到達したところで、そこに広がるのは始まりでも終わりでもない、何も無い「無」なんだと思います。
そのことが解明されたとして、この問題を解決しようとしても、「宇宙:人類」だと考えれば分かるように、勝ち目なんてないし、その摂理に従うほかありません。
しかし、ハチは「宇宙:自分」であるにも関わらず、そこに自分なりの答えを見出した。この広い宇宙と自分の心の中に同時に存在する「無」を、何で満たすことが出来るのか、どうすれば希望の光が見えるのか。
その答えは、僕らの近くにきっとあるものだし、むしろ僕ら自身だというコトなのかもしれません。
もちろんハチがいうように、その大きな力は、世界を変えるコトだってできるし、世界を終わらせるコトだって出来る。
だけど、その力の本当のイミを知っている人が一人でも世界にいれば、世界が終わることなんて、無いのかもしれません。
僕はその大きな力を持っているし、この文を読んでいるあなただって持っているし、凶悪な殺人鬼が殺人を繰り返す理由も、銀行強盗が銀行を襲う理由も、この大きな力のせいなのかもしれないなあと思います。
今なぜ自分がここにいるのか、なぜ生きているのか、何をして生きていくのか、どんな風にして死んでいくのか、僕には分かりませんが、いつか自分にピッタリの、その大きな力の使い方を知っていけたらなあ、と考えています。
そして、もうしばらく大好きな仲間と一緒に生きていきたいと思いました。
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[投稿:2010-04-11 22:28:54] [修正:2010-04-11 22:28:54] [このレビューのURL]
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