シドニアの騎士のレビュー
8点 パンダマンさん
実はベタネタが大好きそうな作者が、自分が作り上げた世界観でどこまでのベタが許されるのか、そのギリギリを見極めようとしているかのような漫画です。巨大ロボ、宇宙、謎の巨大生物、学園モノ、ベタベタ恋愛、なんか凄そうな未来兵器用語などなど数々のベタ要素が入ってます。
作者の世界観で加味されているせいか、巨大生物から逃げまわっている宇宙生活には妙に緊張感があります。同時に、これだけベタネタ入れて世界観が壊れないのかという別の緊張感もはらんでいてそっちにも注目です
相変わらず、想像力かき立てる重厚な背景とSF的な小物は健在。ついでに漫☆画太郎バリのツッコミもひそかに復活。
今回はなにも知らないベタ主人公のために、この世界の簡単な説明が入るので理解しやすいです。BLAME!みたく想像する必要はありません。ベタだけに万人向けかもしれない緊張感あふれる巨大ロボットSF漫画
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[投稿:2010-03-25 17:20:57] [修正:2010-03-25 17:20:57] [このレビューのURL]
6点 カメ田さん
個人的にこの絵は好きじゃないです。
残念な進化を遂げてしまった感じです。
内容は今までの作品に比べてまったり感がありますが、設定とかはいつも通りなので期待してます。
人間相手にのされる今までの作品の中で最弱の主人公が新鮮です。
まだ一巻しか出てないので、今後どうなるか楽しみです。
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[投稿:2009-10-26 13:57:56] [修正:2009-10-26 13:57:56] [このレビューのURL]
7点 二軍Tシャツさん
ずいぶんと弐瓶さんの作品は分かりやすくなったなぁ・・・
嬉しいような、ちょっぴり寂しいような。
個人的にはBLAME!が一番好きなので、やっぱちょっと残念か。
しかし!
全然期待してますよ!
だって普通に面白いんだもの、先が楽しみだもの。
なんかアニメ化とか出来そうだなとか思ったり・・・
追記
完結しました。
アニメ化もしましたね。
完結後の感想としては「あっれぇー???」という感じ。随分と小さく、また御都合主義的にまとめてしまったなぁ。
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[投稿:2009-10-13 23:47:34] [修正:2015-12-10 21:01:21] [このレビューのURL]
7点 Mサトゥーさん
2巻まで読んだ感想です。
「ブラム!」の弐瓶先生が描くロボットアクション。
地球を破壊されて彷徨う人類播種船・シドニアを舞台に、好青年な主人公・ナガテ君が対話不能の異生物と戦う漫画。
主人公が表情豊かで、よく喋り、赤い血を流す。これだけで弐瓶ファンには結構驚きです。歴代主人公は消し炭にされても勝手に蘇ったりするような奴らでしたからね。それに比べて、ナガテ君の何て人間らしいことか。第1巻にして2回も人間相手にノされてるし。
絵柄は今までの作品に比べて白っぽく、ブラム学園に近い感じ。主人公機と全く質感の違う軟体動物(?)が敵なので、戦闘シーンも割と見やすいです。やっぱり弐瓶先生は絵が巧い。
今までになく人間らしいキャラを主人公に据えた本作。ファンとして期待を込めてこの点数で。
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[投稿:2009-10-10 01:21:35] [修正:2010-07-11 22:38:58] [このレビューのURL]