テルマエ・ロマエのレビュー
5点 臼井健士さん
マイナーな掲載雑誌「ビーム」から飛び出た大ヒットがようやく完結の最終巻。
だが、もう完全にお風呂文化はどうでもよくなっており、当初と話の主旨が違っております。
「お風呂のみのタイムスリップ」であったはずのルールがいつの間にやら書き換えられ、
お風呂以外の日本人とも触れ合ったり、遂には現代日本人女性と恋愛して結婚とか
「大団円」なんて表面だけのような気がします。
元々、このヒット自体が想定外で著者自身も「長期連載は予定していなかった」んでしょうね。
だから、最初の勢いが最後まで持っていないのは明らかだし、展開が無理矢理なのも致し方なしなのかな。
2・3巻で終わらせられなかったのはヒットした故の悲劇だったかもしれないけど、
同じ「ビーム」連載の「放浪息子」も終了して、もうビーム作品は読むに値する作品がなくなってしまったよ。
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[投稿:2010-06-27 11:14:58] [修正:2013-10-13 12:59:06] [このレビューのURL]
7点 森エンテスさん
アイデアの勝利ですね。
そういう意味ではDMCと通じる部分もありますけど、よくもまぁここまで風呂に絡めて物語が描けるもんだと関心します。
巻数が進むに連れて新鮮味がなくなっていく中、物語でそれを補えなかった感がありそれが少し残念ですけど、話題作ですし、一読の価値ありです。
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[投稿:2013-09-11 01:02:05] [修正:2013-09-11 01:02:05] [このレビューのURL]
6点 dkbqq145さん
現在の日本のお風呂文化と古代ローマのお風呂文化の対比を笑いにしていて大変楽しめました。ただ終盤はネタギレ感かでてました。全体的に重みに欠ける作品でした。
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[投稿:2013-09-01 17:56:22] [修正:2013-09-01 17:56:22] [このレビューのURL]
6点 gundam22vさん
途中までは古代ローマと日本の風呂をテーマにした
名作漫画なのは確かかと。古代ローマがここまで
進んでいたのか、日本と風呂をテーマにする
通い合いに驚くシーンも多く、それが作者が
詳細に調べた結果なのは挿入される
コラムで裏打ちされています。
ただの薀蓄じゃなく話も読んでいて笑えて、癒される
一話完結なのも良いですね。
賞や散々騒がれたのは納得です。
絵柄も女性らしいものでしたが詳細かつ風呂漫画に
非常に合ってるものでした。
ただ多くの人が言うように
途中から中だるんじゃった感じはしますね。
恋愛物語が始まったのも唐突ですし、ヒロイン含め
旅館関連のチートさは違和感を覚えるものでしたし。
この辺毎巻読んでたんですが購入を切ろうかと迷って
しまいました。
それでも最後のハドリアヌス帝の臨終はここに着地した
かと感動もありましたが。一気読みだとその辺の中だるみ
もマシに感じるのかもしれません。まだ読んでない人には
その利点もあるためお薦めしたい作品です。
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[投稿:2013-08-25 01:19:48] [修正:2013-08-25 01:19:48] [このレビューのURL]
8点 gazetterさん
今までにない漫画でかなり面白かった。
最初は絵に抵抗があって読まなかったけど、読んでみたらまあ面白かった。
世界観がまず革命的で、ギャグ漫画として扱っていいのかってぐらい斬新だった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2013-08-19 23:43:56] [修正:2013-08-19 23:43:56] [このレビューのURL]
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