テルマエ・ロマエのレビュー
6点 blackbirdさん
風呂でよくぞここまで笑いをとって、引っ張ったなあと感心する。
我々日本人にとっては当たり前のお風呂の光景が、いちいちローマ人には物珍しく、その表現も面白い。
ただ、やはりだんだんネタは尽きてきたかな。
1巻を読んだ時の笑いは、2巻とは比べ物にならない。
そして映画化が決まったような3巻。
読みきりではなくなって、話もネタもダラダラしてきた感あり。
本当にそろそろ終わりにした方がいいのでは。
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[投稿:2011-04-11 23:06:11] [修正:2011-04-25 19:22:57] [このレビューのURL]
6点 torinokidさん
どこまでも題材は「風呂」。
この一点でここまで笑えるマンガも珍しい。
古代ローマと現代の風呂事情を絡めてみると
こんな作品が出来るんだなあ…と素直に感心してしまった。
着眼点の勝利だと思う。良作ですな。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-02-07 21:11:41] [修正:2011-02-07 21:11:41] [このレビューのURL]
6点 エピオンさん
賞をとっていたので読んだ作品。
最初に風呂のマンガを書こうと思った作者はすごいと思う。発想はよかった。
最初は面白くそれなりに笑いながら読める。
それでも2巻まで読んで、話がワンパターンで少し飽きる感じは否めないと思う。ラストもいまいち想像できないし、まとまりはなくなりそうな予感はする。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-01-11 21:55:20] [修正:2011-01-11 21:55:20] [このレビューのURL]
1点 katudonさん
ほんとうにできることなら読みたくなかったといえる漫画。
最初の一話だけで十分ですね。
なにやら漫画の賞を取ったみたいですが、残念です、、、、
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-23 00:17:02] [修正:2010-11-23 00:17:02] [このレビューのURL]
8点 十歩神拳さん
この漫画は、従来のギャグ漫画とは違います。
私が思う従来のギャグ漫画とは、主人公はあからさまな非常識人であり、その人物の半ば悪意にも見える馬鹿げた行動「ボケ」により作品を混乱に陥れ読者を笑わせるというのが基本型です。
また、たいていの場合はツッコミポジションを除く他の人物や、その世界観自体がお馬鹿だったり非常識だったりします。
しかしテルマエ・ロマエは違います。本作の主人公・ルシウスは真面目な浴場建築技師であり、彼の行動理念はその殆どが仕事に対して全力で取り組むプロ根性だけです。
そして、ルシウスの周りのローマ人もまた、彼らの果たすべき役割に真面目に臨み、ただ普通に日常を過ごしているだけなのでしょう。たぶん・・・
そして、本作のもう一つの舞台となる「平たい顔族」の世界、すなわち現在の日本での出来事もまた、その世界にとっては変哲のないただの日常なのです。
つまりこの漫画には、人物にも世界観にもボケらしいボケが見当たらないのです!
では、本作の笑いの根源はどこにあるのかと言うと、それはおこらく文化の異なる二つの世界を常識×常識でぶつけ合わせた化学反応です。
ギャグ漫画の中には真面目さとシュールさを追求した「シリアスな笑い」を武器にする作品は稀に見ますが、本作の笑いにはより豊富な知識と、複数の常識的な視点を使いこなすセンスが作者に求められる分、さらにシュールで高度なギャグだと思います。
美術学校出身等の、作者の特殊な経歴により育まれた能力と感性あっての作風でしょう。
本当に面白いです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-11-22 14:21:23] [修正:2010-11-22 14:27:02] [このレビューのURL]
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