惡の華のレビュー
6点 アメさん
ヒロインの仲村さんのSっぷりが、とても小気味よい作品。言葉遣い、表情、態度などがとにかく魅力的。
反面、それに引きずられる主人公の春日は、ややステレオタイプで魅力が薄い。「中学生の自分」「ボードレールを読む自分」「世間から理解されない自分」「世の中は生きづらいと感じる自分」といういわゆる中二病設定は、もはや形式化していて逆にあざとさを感じさせてしまうのではないか。
さえないはずの主人公が、簡単にクラスのヒロイン(仲村さんではない)に好意を持たれる点もリアリティーに欠け、もてない男のルサンチマンが裏返った選民意識という「若さゆえの恥ずかしさ、ほろ苦さ」みたいなものがうまく伝わってこない気がする。
ただ、仲村さんの造形はやはり秀逸で、その魅力だけでも読み続けたい気になる。
空疎になる気がするので、今後は変に文学的にならないことを期待したい。
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[投稿:2013-02-06 20:28:23] [修正:2013-02-06 20:28:23] [このレビューのURL]
7点 ガンマさん
「なんかとんでもない漫画だな」ってのが感想です。
個人的には佐伯さんを応援してるんだが、高校編に入って久しぶりに春日と佐伯さんが再開するシーン(おそらく単行本8巻)で佐伯さんの変態度が増しててビックリ!!
とにかく続きが気になる作品です!
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[投稿:2013-02-02 18:25:04] [修正:2013-02-02 18:25:04] [このレビューのURL]
7点 kikiさん
文学にはまっちゃってる少年とドS少女+マドンナ 面白い取り合わせ
だし、物語がテンポ良く進んでいくのにもついひき込まれて読みました。
モヤモヤとした思春期独特の感情をねじくれた感じでぶちまけて
いる作風はいいですね。独特の面白さがあると思います。
まだ物語の着地点が見えてないので暫定で7点。(5巻まで)
今後どういった方向性を目指すんだろ?
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[投稿:2012-01-20 16:16:05] [修正:2012-01-20 16:16:05] [このレビューのURL]
7点 bugbugさん
表紙の持つインパクトは屈指。
このマンガを書店で購入する人はスゴイと思う(買いましたけど)
特に2巻はツボった。
ドリーミーな純情中学生男子、やや変態(主人公)
超絶ドS女子(たぶんヒロイン)
クラスのマドンナ(すごくいい子)
ここまで登場人物を紹介すれば、作者の作風と照らし合わせてどういう話か
大体読めると思います。そうですそういう話です。
2巻までしか読んでないんですが、今のところ文句の付けようがありません。
今後、ドS少女が掘り下げられていくと思うんですが、
性格の原因となったことはありきたりなトラウマじゃなくて、
ぶっ飛んだ展開でお願いしますね。先生
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[投稿:2011-01-10 21:34:24] [修正:2011-01-10 21:34:24] [このレビューのURL]
6点 ショーンさん
書店で見つけ表紙に惹かれて購入。
何とも言えない雰囲気があります。主人公が犯した悪を、脅迫していろいろと変態行為を強要する仲村との関係を描いた話。
自分はSなんで、ちょっと受け付けない部分もありましたが、少年誌でこういったジャンルは貴重ですし、楽しめました。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-03-27 09:09:44] [修正:2010-03-27 09:09:44] [このレビューのURL]
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