じゃじゃ馬グルーミン★UP!のレビュー
9点 そふさん
人間も馬も、ゆっくりと成長していきます。
競馬のロマン的な要素とともに、時に馬産地や競馬そのもののシビアな一面も知ることのできる作品です。
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[投稿:2008-09-17 10:45:14] [修正:2008-09-17 10:45:48] [このレビューのURL]
8点 ちょうあんさん
競馬、全然やらないし興味もないんだけど(小説の優駿で読んだだけ)
描かれてる人達の仕事に対する純度が見ていて気持ちよかった
ベテランがベテランでいられる世界、デジタルでは割り切れない
アナログの冥利を随所で見る事ができる(馬関係だけでなく)
あと「パトレイバー」の時も思ったけど古参と新参の距離感のバランスが心地いい
クスクス笑えるし、感動できる下地がある人には感動できると思う
この作者だからこそ表現できたすがすがしい世界
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[投稿:2008-07-30 08:26:35] [修正:2008-07-30 08:26:35] [このレビューのURL]
6点 Suzzさん
連載終了後に(まとめて)読むと若干評価が落ちてしまう。
というのもこの漫画は週刊連載であったことに大きな意義のある作品だからだ。
というのも、実際の時間経過と作品内の時間経過がほぼ似通っており(若干作品の方が時間経過が遅いが)、
週刊連載での読み手が牧場生活を疑似体験していけるような構成となっている。
そしてこの「時間経過」というキーワードは競馬において魅力の一つであるともいえる。
長く競馬ファンをしている方なら分かると思うのだが、時代によって好きな馬がいて、
引退してもまた数年後にはその子供が走っていて、思わず応援してしまう。
そういう時間経過にも密接な関係がある競馬という題材であるため、
その魅力を週刊連載という形式で表現した点は本当に上手いと思う。
ただ冒頭でも触れたが、今となっては牧場での出来事をただ常識的に描く
ある種ホームドラマのような展開であるために、人によっては退屈に感じるかもしれない。
それでも僕はよく出来たホームドラマではあると思うが。
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[投稿:2008-02-05 09:37:52] [修正:2008-02-05 09:37:52] [このレビューのURL]
8点 コステロガーデンさん
牧場を舞台にとびっきりの青春っしょ!
競馬にさほど興味のない私ですが、半信半疑で読んだところ
すっかり面白さにはまってしまいました。
たいして期待してなかったぶん、余計に面白かったです。
馬中心、騎手中心、レース中心の競馬マンガが多い中、
生産者側からみた競馬の世界というアングルは新鮮。
日常の何気ない生活の一コマをそっくりそのまま描いたような
丁寧なストーリー展開とリアルな会話のやり取りは、
他人の人生をのぞき見ているような面白さがあり、
それをぐいぐいと引き込み読ませるテクニックもすばらしいものでした。
時折見せるギャグも、同作者の作品「究極超人あ〜る」の頃に比べると
かなりレベルアップしているのを感じました。
作品全体として見せ場にインフレ感がないので、
いざ見せ場となるといやがうえにも盛り上がります。
その差がなんともいえず心地よく、
次はいつくるかもわからない見せ場に期待し、
ワクワクと待ちわびる気持ちになっていきます。
エンディングまでさほど失速させず、
また、わざとらしいクライマックスをつくらず、
日常的、現実的なストーリーを崩さずに
全26巻きっちり読ませた作者の力が感じ取れる秀作。
しいて言うなら後半のあの事件以降、
ひびきさんの魅力がなくなってしまったことが悔やまれます。
◇この作品の個人的価値=全26巻で 5200円也
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[投稿:2005-09-06 20:23:36] [修正:2005-09-06 20:23:36] [このレビューのURL]
5点 真樹さん
馬や騎手でなく馬産地にスポットを当てた、競馬モノとしては珍しいテーマの作品。
だらだらと続く日常劇なので、内容としては特筆すべき事はあまりない。
作者の馬への造詣を楽しむ作品かと。
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[投稿:2005-06-09 16:12:41] [修正:2005-06-09 16:12:41] [このレビューのURL]
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