HUNTER×HUNTERのレビュー
10点 カレーさん
キャラクターの個性や心理描写。
確立された世界観。
テンポの良さ。
駆け引きや能力の応用がカギを握るバトル。
メッセージ性。
傑作。
多くの少年漫画が絶対的悪に対して正義である主人公たちが戦闘で征伐するという勧善懲悪の体裁をとっているのに対して、戦闘が本質的要素でないところも素晴らしいと思う。
ハンターという職や念をとおして現代を生きる我々に必要な多くのことを教えてくれる作品。
小学生の頃の私は「燃え」ることが難しいヨークシン編をつまらないと感じたが、今読み返すとハンター×ハンターを名作たらしめるものこそヨークシン編だと思う。
登場するキャラクター達の様々な立場から緊迫した街の様子を見ていく表現はこれまでのゴン中心のものと大きく異なる。
少年漫画として「燃え」を重視するならば、幻影旅団を非常な悪の集団として描ききれば良いのだがそうはしない。
ゴンが憤りを感じるように、読者も考えさせられる展開が待っている。
クラピカと旅団の大激突をほのめかす「予言」を見せたうえで、緊張感ある展開に持っていく。
そして緊張がとかれたと思った矢先のパクノダの劇的な死の衝撃は計り知れない。
蟻編に関して私は以下の2つに注目して読んでいる。
1、ゴンの心情
2、王の思考
1のゴンに関して言えば、ヨークシンでのクラピカと近い立場であると言えるように思う。クラピカは一族の仇である旅団の人間的部分に触れ、揺れる(センリツの台詞より)。ゴンもまたネフェルピトーという絶対に許せない存在への憎しみを糧に成長し、現在ピトーがコムギを命懸けで治療する様を見ている。キルアとの今後の関係を含め目が離せない。
2として王は旅団と同じく完全悪でない。むしろ成長した今は様々な利害関係のあるハンター側より正しいようにすら思える。人類は歴史上戦争で多くの血を流し、そのうえで戦争の代わりとして話し合いでの解決を求めるようになる。しかし、話し合いでの解決を目指すのが王で、戦いを望むのがネテロである。この二人の戦闘の結末も非常に興味深い。
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[投稿:2010-01-16 16:41:47] [修正:2010-01-16 17:00:37] [このレビューのURL]
10点 パトカーパト君さん
めちゃくちゃ面白いです。特筆すべきは、集団対集団のバトルです。幻影旅団編、グリードアイランド編は天才としか言いようがないです。絶対お勧めです。
今後、このクオリティを保ちつつうまく最終回を迎えることができれば最高ですが、作者もなかなかいいアイデアがでないのか、最近連載が滞っています。そこだけが心配です。
ナイスレビュー: 5 票
[投稿:2010-01-04 12:15:18] [修正:2010-01-04 12:15:18] [このレビューのURL]
9点 そうすけさん
作者にはいろいろ問題があるが、漫画としての面白さはもはや別格。
やっとこさ連載再開。27巻面白かった。
ちゃんと毎週連載してたら満点つけたかも。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-09-10 16:15:42] [修正:2010-01-03 20:54:37] [このレビューのURL]
7点 airmanさん
内容は面白いです。しかし絵が雑すぎる・・・・。本当はもっと画力のある方だと思うのですが適当に描いてる感、嫌々描いてる感がものすごく伝わってきます。
ジャンプの方でも未完成のものを掲載することもあり、連載再開かと思ったらまた休載の繰り返し。
作者が生きている間に完結するんでしょうか?って思います。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-02 16:41:19] [修正:2010-01-02 16:41:19] [このレビューのURL]
10点 tachuhikoさん
構成力はすごすぎるな
だけど今のキメラアント編はすごい行き詰まり感で
どうなるか予測つかん。
絵は汚いが、ストーリーに夢中になるため
さほど気にならないかと…
もう少し作者には真面目になって欲しい
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-12-30 16:14:39] [修正:2009-12-30 16:14:39] [このレビューのURL]
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