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7.98点(レビュー数:254人)

作者冨樫義博

巻数36巻 (連載中)

連載誌週刊少年ジャンプ:1998年~ / 集英社

更新時刻 2012-10-08 12:25:22

あらすじ ゴンは、死んだと聞かされていた親父が、ハンターとして生きていることを知り、自分もハンターになることを決意。試験を通じて知り合った友人キルアと共に父親を探す旅に出るが、行く先々には様々な冒険が待ち構えていた。

備考 元々は休載こそ多かったが通常連載という形だったが、途中で1年以上休載。その後、不定期連載扱い(何回か掲載した後長期休載と言う形)となった。

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HUNTER×HUNTERのレビュー

点数別:
16件~ 20件を表示/全234 件

10点 やじウマさん

最近ジャンプのマンガ、というか少年マンガに盛り上げ所でくどいばかりにナレーションとかモノローグを多用するという演出をやるものが多くなった気がする。

そういうの読む度に、「うぜぇなあ」、「絵を見りゃ分かるんだから黙ってろよ」、とか思っちゃう。マンガの描き方の教科書とかに「何でも文字で説明するのはやめましょう」とか書かれてた気がするんだけどなあ、とか思っちゃう。マンガ描かないけど。
でもある時ふと、これってもしかして富樫のマネしてるのかなあと気づいた。そういえばハンターにはやたらとナレーションとか多い。キメラアント編からやたらと多くなった気がする。

ハンターハンターは超絶おもしろいマンガだから、みんな影響を受けて、富樫のカッコよくて一番マネしやすい部分をマネしたのかなあ。
だとしたらみんな面白いモノが描きたくてこの演出を取り入れて、結果的にサムイことになってんのかなあ。だとしたら呪われてるな。とかなんとか思ってしまう。

なんか、この人の文章が持ってる特殊さって、普通の人が目指してるものと違う気がする。なんというか詩的なんだよな、ポエム的というか。
(ポエムって言ったら昨今バカにされるけどさ、あれは間違ってると思う。)

少ない言葉でこちらの想像力を引き立てることが出来る言葉の使い方というか、そういう才能があるからあの演出も許される、様になってるのであって、普通の人がやってもダメだよなあ、なんて思った。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2016-09-15 16:30:02] [修正:2016-09-15 16:30:02] [このレビューのURL]

8点 mohikan_oniisanさん

魅力あるキャラクターたちが繰り広げる先が読めない展開と緊張感のある戦闘。
素直に面白く、話に引き込まれていきます。

なかなか話が進まないですが、気長に続きを待とうと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-04-29 20:22:55] [修正:2016-04-29 20:22:55] [このレビューのURL]

7点 レオさん

独特の現代風ファンタジー世界の冒険漫画だが
キャラクターの心理描写が丁寧でリアルだから引きこまれる。
少年漫画にしては陰鬱な場面や展開も多く
何をしでかすかわからない強烈な敵役のおかげで
展開がどうなってしまうのか全く予想がつかない。

ただ、倒されるだけの敵役ではなく
レギュラーとして暗躍しているヒソカやイルミの存在は
緊張感を与えている。

バトルも複雑な駆け引きをしているのに、
わかりやすく爽快感がある。バトル漫画はたくさんあるが、
バトルが面白い漫画はほとんど無いから珍しい作品。

惜しいところは、主人公のゴンにあまり魅力が無いところ。
主人公だが心理描写がキルアやクラピカに比べて少なく
明るく元気なのに何を考えているのかわからない。

画力がありながら雑な絵で、かわいい、カッコいい絵もあるが
キャラによって少年誌風や青年誌風を使い分けており
絵柄に統一感が無い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-09 01:07:09] [修正:2016-03-09 01:07:09] [このレビューのURL]

10点 punpeeさん

設定も緻密だし、世界観も出来上がっているし、キャラクターも魅力的。

あと個人的には、絵も台詞もコマ割りにも抜群のセンスを感じます。

作者がキャラクターに感情移入しないので、
ストーリーを動かすためには、そこそこの良キャラに対する無慈悲な展開を厭わないところも好きです。

ハンター試験の負け上がりトーナメントという逆発想のユニークさ、
旅団編の念能力の面白みや心理戦的駆け引きの応酬や、
G.I編の世界観、設定の緻密さ、
蟻編の、常に状況が変化する中でのキャラクターそれぞれの判断力や絶対王の心理的葛藤、
暗黒大陸編の序章のワクワク感、

作品の質としては最高峰にある様に思えますね。
少なくとも、他の少年漫画とは思考の深みが全然違います。

シリーズ毎のストーリーやキャラの動き方に矛盾が無いので、その場凌ぎの展開、演出は無く、一貫しています。
なので、じっくり練って作品の質を高めてくれるのであれば、連載ペースも今の感じでいいと個人的には思います。


是非、他の方の意見と合わせ、参考にして下さい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-05 10:56:12] [修正:2016-03-05 10:56:12] [このレビューのURL]

7点 わたなべさん

名作、だった作品。

GI編まではべらぼうに面白かった。

蟻編からはテンポが悪くなり、うまく最後はまとめたとはいえインフレも感じさせ魅力も半減してしまった印象を受ける。

暗黒大陸編がどうなるのかは見ものではあるが、前ほどの期待値はなくなってしまった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-07-16 22:45:54] [修正:2015-07-16 22:45:54] [このレビューのURL]

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