あらすじ
伊藤開司は、日々ブラブラとした生活を続けてきた。
しかし、ある日彼の家に一人の男、遠藤が訪れる。
カイジは、昔バイトで一緒になった古畑の借金の保証人になっていた。だが古畑は失踪。遠藤はその借金を取り立てに来たのである。
当時30万だった借金は、莫大な金利のため、1年あまりの期間で385万にまで膨れ上がっていた。月6万円の返済で11年の借金である。とうてい返せる訳が無い。
だが遠藤はカイジに一つの話を持ちかける。
10年はかかる借金が一晩で返せる話である。
カイジは「ギャンブル船・エスポワール」への
乗船を決意したのだが・・・。
備考
第22回講談社漫画賞受賞。続編に「賭博破戒録カイジ」と「賭博堕天録カイジ」がある。
2007年TVアニメ化。また2009年藤原竜也主演により実写映画化された。
賭博黙示録カイジのレビュー
9点 akaneさん
当時、受験勉強のさなかそっちのけでこの漫画を読んでいた。
絵は好きではないが、アイデアに脱帽・・・。それを差し引いてもこの点数に値する。
限定じゃんけんで裏切ったときの安藤の顔忘れません。
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[投稿:2008-07-30 11:44:55] [修正:2008-07-30 15:36:15] [このレビューのURL]
9点 Sealさん
今のところカイジシリーズの中では一番好き。
特に最初の限定ジャンケンが秀逸だ。たかがジャンケン勝負をあれほどまでに盛り上げ、「金は命より重い・・」に代表される利根川の暴論にも妙な説得力を持たせる作者の力量はずば抜けていると思う。
味のある絵と、独特のセリフ回しでキャラクターの心理描写もよくできていると思う。
読めばたちどころに引き込まれて熱くなれる名作だ。
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[投稿:2008-07-22 20:07:12] [修正:2008-07-22 20:07:12] [このレビューのURL]
9点 セロハンテープさん
シリーズの中では一番いい。
誰にでもわかる簡単なルールのオリジナルのギャンブルがでてくるが簡単に見えて奥が深い。
カイジが読者の想像もつかない発想で困難を乗り越えていくのがこのシリーズの面白さ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-07-18 23:47:44] [修正:2008-07-18 23:54:06] [このレビューのURL]
9点 taneさん
なんか世界にひきこまれます。
人の命は金より軽い、、てきな発言に妙に納得しちゃいました。
命は大事にしすぎると腐るとか、、もうスゴイ共感しちゃいました。
貧富の差をなんとかしようと、思うなら金をおくればいいのに無駄な議論しちゃって、本当は助ける気ないっしょ。。・・・とここまで思います。
こうなっちゃうくらいひきこまれます。
残念なのは絵が汚いことですけど、、補って余りあるストーリーです。
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[投稿:2008-07-13 23:15:27] [修正:2008-07-13 23:53:29] [このレビューのURL]
8点 カメオさん
「極限」の緊張感で描かれる「意地」と「欲」の削りあいがたまらない。
読まず嫌いの要因となっている絵が、カイジの真骨頂と言える心理描写をこれでもかと引き立てていて僕は本当に「どっぷり」浸かってしまった。
この漫画を読んだ上でそれでもなお絵のことで作品全体として低い評価をする人の気が知れない。楽しみ方を間違えてると思う。
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[投稿:2008-05-17 22:09:16] [修正:2008-05-17 22:09:16] [このレビューのURL]
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