あらすじ
伊藤開司は、日々ブラブラとした生活を続けてきた。
しかし、ある日彼の家に一人の男、遠藤が訪れる。
カイジは、昔バイトで一緒になった古畑の借金の保証人になっていた。だが古畑は失踪。遠藤はその借金を取り立てに来たのである。
当時30万だった借金は、莫大な金利のため、1年あまりの期間で385万にまで膨れ上がっていた。月6万円の返済で11年の借金である。とうてい返せる訳が無い。
だが遠藤はカイジに一つの話を持ちかける。
10年はかかる借金が一晩で返せる話である。
カイジは「ギャンブル船・エスポワール」への
乗船を決意したのだが・・・。
備考
第22回講談社漫画賞受賞。続編に「賭博破戒録カイジ」と「賭博堕天録カイジ」がある。
2007年TVアニメ化。また2009年藤原竜也主演により実写映画化された。
賭博黙示録カイジのレビュー
8点 ぺりこさん
賭博と人間を描いた作品。
人や心の描写、特に悲壮感や妙策を思い付いた時が
よくぞこの絵柄で!と思うほど突出している。
いやむしろこのクセの強さならではなのかも知れない。
麻雀はよく知らないのでアカギ等はみたことがないが、これは
何の前提知識がなくても楽しめる。
割と誰にでも勧められる作品。
ちなみに私も最近まで喰わず嫌い派でした。
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[投稿:2008-05-15 01:58:07] [修正:2008-05-15 01:58:07] [このレビューのURL]
5点 BPさん
コンビニで売ってるあの分厚い本と単行本とじゃ編集パートとか違うのかな?
福本節も良いし、奇抜なギャンブルも良いけどとにかくだれるというか・・・
結局のところ氏の描く漫画の良い所を楽しむには、個人的には黒沢なのだということに行き着いてしまった。結構絵も好きだしなあ
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[投稿:2008-05-10 03:52:05] [修正:2008-05-10 03:52:05] [このレビューのURL]
8点 デスぺラードさん
あのEカードラスト2戦だけでも5点分の価値はある。
非情になりきれない人間らしい駄目主人公に好印象。
ステータス異常になることのできる漫画。傑作。
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[投稿:2008-04-17 17:56:57] [修正:2008-04-17 17:56:57] [このレビューのURL]
10点 ネル・サンスさん
間違いなく私の人生観を変えた漫画。えらく昔にコンビニでカイジのワイドコミックスが売っていて、手に取ってみると「人間競馬、これが人生の縮図だ!」などと書いてあり、興味津々で電流鉄骨とともに購入。「金は命より重い」などと問題発言が多々見受けられるが、そこが福本さんらしくていい。多くの人が限定じゃんけん編が好きというが、入る順序が狂ったせいか、私は鉄骨渡りが好きだ。
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[投稿:2008-04-07 21:54:16] [修正:2008-04-07 21:54:16] [このレビューのURL]
9点 ウッドボールさん
じゃんけん編は文句なく10点です。
その後は少しだれた感じですが、全体的には面白かったです。
この漫画の良いところは、設定はありえないんだけど、登場人物のそれぞれが立っていて、社会の縮図をリアルに描いているところだと思う。人間の弱い部分や、醜い部分をきちんと描いていたり、一見すると悪役なんだけど、言ってることは間違ってなかったり、いろいろと考えさせられます。
それから、ギャンブル漫画なんだけど、運が良かったという展開があまりないのが良かった。どちらかと言えば運には見方してもらえないような展開の中で、カイジが相手の心理を読んだり、発想力で状況を打開していく展開が見ものです。心理戦や頭脳戦が好きな方にお勧めします。
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[投稿:2008-04-03 16:44:49] [修正:2008-04-03 16:44:49] [このレビューのURL]
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