あらすじ
伊藤開司は、日々ブラブラとした生活を続けてきた。
しかし、ある日彼の家に一人の男、遠藤が訪れる。
カイジは、昔バイトで一緒になった古畑の借金の保証人になっていた。だが古畑は失踪。遠藤はその借金を取り立てに来たのである。
当時30万だった借金は、莫大な金利のため、1年あまりの期間で385万にまで膨れ上がっていた。月6万円の返済で11年の借金である。とうてい返せる訳が無い。
だが遠藤はカイジに一つの話を持ちかける。
10年はかかる借金が一晩で返せる話である。
カイジは「ギャンブル船・エスポワール」への
乗船を決意したのだが・・・。
備考
第22回講談社漫画賞受賞。続編に「賭博破戒録カイジ」と「賭博堕天録カイジ」がある。
2007年TVアニメ化。また2009年藤原竜也主演により実写映画化された。
賭博黙示録カイジのレビュー
7点 雄男さん
この漫画は話を引っ張りすぎて多少ストレスを感じる部分がある。
心理描写で読ませる漫画だからそれくらいのほうがいいのかな。
限定ジャンケン編が一番面白い。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-09-20 14:25:21] [修正:2007-09-20 14:25:21] [このレビューのURL]
10点 菅波栄純さん
これを読んで洞察力というか、気付くってことがいかに大事か教えられる。
今まで見過ごしてきたどうでもいいような事も、どんどん掘り下げていくと、とんでもない化け物が眠っているなんて事もきっとあるはず。なんて事を思ってしまう。
気付かず、操られる人生よりも、
カイジのように気付いて、噛みつく人生の方が面白そうだ。
純粋に漫画としてもとても面白いけど、プラス人生の指南書みたいな感じ。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-09-10 12:45:43] [修正:2007-09-10 12:45:43] [このレビューのURL]
9点 natyuさん
絵以外で減点する事ができない作品(まあこの人の作品全般に言えますが)ギャンブルの駆け引きの面白さも格別なんですが、読んでいて人生を教わる事もできる傑作。ただやっぱり絵は減点で、タッチとかそういうのは関係ないテーマだとは思うのですが、演出があまりにワンパターンで漫画表現の特徴を生かしきれていない気がする所は仕方ない。大体ざわざわしてるか心の声で、要所で画面がぐにゃぐにゃになるくらいの演出、絵だけのインパクトで感動する事はまずないですね。でもギャンブルという頭を使う題材なのであえてシンプルな表現にして分かりやすくしているのかなという気もします。
まあとにかく間違いなく面白い作品!!
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-09-04 20:29:45] [修正:2007-09-04 20:29:45] [このレビューのURL]
10点 HERONさん
最高級の人間の汚い部分をピックアップしたギャンブル漫画。
どっから捻り出してるのか疑問に思えるくらいの心理的テクニック。物凄い発想のギャンブル。人間の1つ上をいってるであろう人間心理を描く力。
でも、絵が駄目な人はいるかも…それは俺も分かる…
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-08-18 01:04:15] [修正:2007-08-18 01:04:15] [このレビューのURL]
10点 トッティさん
絵はたしかに下手だ。絵で読む気を失っても仕方ないと思う。
しかし、とりあえず一度読んで欲しい。
これほどまでに金の絡んだ駆け引き、そして巧みな心理描写をしている作品を私は知らない。
単純なルールのゲームの中で行われる、主人公と相手の心理。
そして、窮地に陥った主人公の、悪魔的な発想と行動。
特にこの第一部はテンポが三部作中最も良く、最も次が気になる内容である。
「DEATH NOTE」や「LIAR GAME」にハマった人は必読。
そうでない人も、秋からのアニメと合わせて読む価値はある。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-08-11 15:31:03] [修正:2007-08-11 15:31:03] [このレビューのURL]
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