寄生獣のレビュー
9点 一般人さん
ストーリーについては重そうでも比較的読みやすい。巻数も少なめ。
人を完全に乗っ取れなかった為に他の寄生生物達とは違う考えを持つようになったミギー(あと一匹いたけど……それは置いといて)の、地球外生命体として見た人間の感想。
最後が悪いなんてとんでもない、最終話がこの話に筋を通した気がする。
「心に余裕(ヒマ)がある生物 なんと素晴らしい!」
このミギーのセリフが心に染みた。(完全版だから単行本には無いのかも……)
「誰が決める? 人間と……それ以外の生命の目方を誰が決めてくれるんだ?」
寄生獣は心に残る疑問を沢山提示してくれた。これから一生かけても解らないかもしれない疑問を。
ちなみに、9点なのは私が高校生で、まだ面白い作品があるかもしれない、というだけです。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-03-16 12:53:12] [修正:2011-03-18 15:36:29] [このレビューのURL]
10点 FAZZさん
色々なとこでオススメされていたので読んでみた。
面白かったの一言に尽きます。
テーマもはっきりしていて、ストーリーや戦闘もよく出来ていると思った。
もっといろんな人に読んでもらいたい作品です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-02-28 21:05:17] [修正:2011-02-28 21:05:17] [このレビューのURL]
10点 さぶさぶさん
ランキングの上位にいるので、私も乗ってみます。
この作品の魅力は、パラサイトという人間に寄生する異種生命が人間に与える様々な衝撃を、僅か十巻という長さに無駄なく収めきった点。
やはり巻数が多いと敷居が高くなる。十巻というのは友人を勧誘するにも気楽な長さかと。
主人公新一は、右手にパラサイトを宿すことになってしまい、彼にミギーと名付け、パラサイトと出会い戦い、成長していく。
こういった種族間の争いなど心理的な描写が味である本作だが、新一とミギーによるバトルも迫力があり、逆転要素もありで拳を握ってしまう。
パラサイトの身体が変形するシーンなんか、幼い頃に見たら軽くトラウマになってしまうだろう。
多感な時期に一度見て、嫌な思い出がある方も、どうかもう一度手に取って読んでみて欲しい。
人間を食べる必要のあるパラサイトと人間の生存競争。共存の難しさ。
これはやはり命題としては難しく、だからこそ、この作品は価値が高いのだと思う。
説教臭いわけではなく、作品全体に問い掛けられているような気分。漫画というジャンルの価値を一段階引き上げた作品と言っても過言ではないだろう。
絵柄は味がある、その表現が一番似合う。登場人物の表情を、その内面に応じて描けるのはただただ凄い。
終盤。寄生獣という言葉による衝撃は、今も憶えている。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-02-21 10:35:56] [修正:2011-02-21 10:35:56] [このレビューのURL]
10点 tyu1225さん
これは凄くいい漫画だった。
終盤は感動し、涙しました。
なにわともあれに次ぐいい作品だと思う。
誰もが見た方がいい漫画。
教科書にしてもいい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-14 20:46:02] [修正:2011-02-14 20:47:54] [このレビューのURL]
10点 ラビスカノンさん
右腕に未知の生体が寄生するという設定にまず興味をそそられました。
蓋を開けてみたらとんでもない超名作でした。
作品全体の持つ雰囲気としても深いテーマでありながら変に小難しくなっておらず、初見当時小学生だった僕でもスラスラ理解できる読みやすさ。
かつ最終的にはそのテーマに対する作者なりの回答がきちんと用意されており、読者に委ねるような無責任な箇所はなくつじつまのあった帰結と読後感が保障されてる作品です。
時たまに「終わり方がよくない」といった意見を目にしますが、最後の最後でシンイチの右手にミギーの存在を感じ取らせる何か(目玉など)を書かなかったのは漫画史上滅多にない最高の〆でしょう。
総じて文句なしの満点です
数少ない「読まないと損する」作品だと思いますね。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-01-27 19:34:32] [修正:2011-01-27 19:34:32] [このレビューのURL]
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