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8点(レビュー数:289人)

作者岩明均

巻数10巻 (完結)

連載誌月刊アフタヌーン:1988年~ / 講談社

更新時刻 2012-08-21 12:43:08

あらすじ ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。それは、人間に寄生して脳をのっとり、別の生き物となって日常生活に紛れ込む。肉体ののっとられた部分は「考える筋肉」とでも言うべき特性を帯びていた。高い知性を持ち、刃物や紐などの形に自由に変形し、寄生した個体と同族を捕食の対象とする。捕食の際には寄生体全体が口となる。そのエサは人間…間一髪で脳ののっとりを免れ、しかし右腕に寄生された主人公の高校生・泉新一。その「右腕」・ミギーとともに始める寄生生物=パラサイトとの戦いを描く。

備考 モーニングオープン増刊に不定期連載されていたが移籍した。

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寄生獣のレビュー

点数別:
116件~ 120件を表示/全289 件

10点 afterさん

とてもいい作品だと思います。
メッセージ性、内容ともにすばらしい。
みんなに読んでもらいたいマンガです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-23 20:19:06] [修正:2011-01-23 20:19:06] [このレビューのURL]

10点 軍人さん

今までに少なくとも10回は読んだ作品です
絵は万人受けしないかもしれないけど味があります
寄生獣にはこの絵しか考えられないぐらい雰囲気にマッチしています
この作者のキャラクターはとにかく表情がすごく良く描かれています

ストーリーは他のレビューのとおり文句なしです
無駄な部分が全くなく10巻でまとめられているので
一気に読むと映画を鑑賞した後のような余韻に浸れます
人間とは何かを本気で考えさせられました
この作品を一読した後はゴキブリやハエなどの小動物を無駄に殺めることもなくなりましたね

好きなキャラクターは後藤とミギーです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-23 15:35:25] [修正:2011-01-23 15:53:36] [このレビューのURL]

7点 こみっくはさん


10年前にトライした時は、グロイと思って1巻ですぐリタイアしてしまい、最近一気読みしました。今思えばグロさはどうってことない。

発想の奇抜感がすごいです。

人類の中に得体の知れない敵が紛れ込んでいる恐怖感が面白い。

ぐいぐい読ませる展開があり、両親とのエピソードはぐっときました。

主人公の心の迷いや成長も読みどころ。

それを通して、読者に問いを投げかけ、投げかけるだけでなく作者自身の答えもしっかりと出して結んでいるところがすばらしいです。

独特の奇妙な雰囲気があり、ハラハラあり、バトルあり、感動あり、人間への問いかけまである、といったとこ読み応え抜群の作品です。

10年前に読んでいれば、もっと衝撃が強かったと思います。惜しいことした。

同作者の『ヒストリエ』も雰囲気が違ったものですが、おススメです。個人的には『ヒストリエ』の方が好きです。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-01-07 22:34:57] [修正:2011-01-07 22:34:57] [このレビューのURL]

10点 健太(99)さん

今現在、読んだ事のあるマンガで2(4)番目に好きなマンガです。
もちろん10点で、面白さの根本を見た気がします。
スラムダンクとリアルのように
雪の峠、剣の舞、七夕の国、ヒストリエ、どれも寄生獣よりも絵の上手さも
話の作りこみも、セリフまわしも、キャラ設定やその読者への定着のさせ方も上のマンガです。ヒストリエにいたっては化けたというほどの差があると思う。でも結局一番面白いのは寄生獣。

はっきりいって特に差がある最初の2巻が逆に1番おもろい。ウデに入ったドリルのついた蛇のような生き物をウデを縛って進めなくする。そんな簡単に防げるのだったらみんなやってる。ミギーが他の寄生獣より賢いのは、体の制御に回す文を思考にまわすからと、ウソでも説明できるけどそういうのは好奇心の強い年頃だからという説明どまり。高3にしてはみんながたいよすぎ。心臓を貫かれたときの死因ははショック死です、あんな方法ではたすかりあせん。だめなとこだらけ。

じゃあなんで面白いのか。相手をどういう人間だと思っていて、自分は相手にどういう人間だと思われたいかが行動、言動に反映される。そこに人間と寄生獣の違いを持ってきたことやろう。寄生獣は人間風なことまでしか出来ない。面白さの本質が人間を知るということと直結している。だから、それ町やよつばとなどキャラ設定や、人と人の距離感のとり方の上手いマンガは面白いけど、その面白さの正体自体を過剰なまでに、はっきりいって過剰に突きつけてきたことは寄生獣以外知らない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-12-22 08:44:16] [修正:2010-12-22 08:44:16] [このレビューのURL]

10点 ganjahさん

本当に良い作品に出会うと、自分の手元に置いていたいと
そう思わせる。

この作品はその類いのものである。


読み返す度に、新たな疑問と、新たな発見を与えてくれる。

時には、立ち止まって考えてみても良い。
時には、脱線して考えてみても良い。

漫画の世界から一つ足を踏み出し、思考が自ずと働き始める。

この漫画にはそんな神秘的な力がある。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-12-07 01:44:25] [修正:2010-12-07 01:44:25] [このレビューのURL]

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