寄生獣のレビュー
10点 MAGESさん
例えば、様々な作品において「あそこでああしていれば面白かったのに」だとか、「あそこで終わっていれば名作だった」なんて評価は誰しもが見聞きしたことがあると思います。
それは単純に物語の中だるみや絵柄の劣化、あるいは作者のアイディアが枯渇したりだとかによるところが大きいのですが、この作品においてそういった負の面は一切見られません。程よい尺にバランスよく配置されたキャラクターに緻密なストーリー、それでいて全く物足りなさを感じないのは脱帽の一言。
「無駄が無い」という一点において、これほど完璧な作品を私は他に知りません。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-04-07 16:55:22] [修正:2009-09-23 12:28:52] [このレビューのURL]
10点 じゃいいさん
読んでみるとあっという間に引き込まれ、一気に読破してしまった作品。
最後の最後に寄生生物ではなく、人間をもってきたところがまた深いなと。
生態系、環境など人間への警鐘としての意味も感じる。
うまくまとまってる作品。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-06-05 21:33:13] [修正:2009-06-05 21:34:25] [このレビューのURL]
8点 穴子さん
10巻分でテーマを描ききり、しっかりとした展開と結論をだしていることに驚いた。
何よりミギーがかわいいですね笑。最初は気持ち悪かったのになぁ。不思議です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-05-19 05:42:35] [修正:2009-05-19 05:42:35] [このレビューのURL]
10点 櫻井さん
文句無しの傑作。深く考えさせられます。
10巻という冊数の中でよくあれだけ綺麗にまとめられたと思います。
良い漫画の見本です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-05-10 15:18:47] [修正:2009-05-10 15:18:47] [このレビューのURL]
9点 もりのさん
この漫画はまず、恐らくは作者の実力である
「ケレン味のない絵」で寄生獣の不気味さや現実のうそ寒さを惹き立て
表面的な冷たさでこちらを緊張させます。
その後、人間をテーマにした巧みなネームで、緊張の緩和と共に深入りした読者の心を揺さぶるものと思われます。
かくいう自分も術中にはまり感動したからね・・・。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-04-05 14:20:01] [修正:2009-04-05 14:31:01] [このレビューのURL]
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