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6.93点(レビュー数:45人)

作者浅野いにお

巻数2巻 (完結)

連載誌週刊ヤングサンデー:2005年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:31:27

あらすじ 井上芽衣子。23歳。
社会人2年目になって、会社を辞めました。
種田成男。スポーツ新聞でカットを描く仕事をしています。
これは、社会に出てちょうど一年がたった、
芽衣子さんと種田の、小さな恋の物語なんです。

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ソラニンのレビュー

点数別:
21件~ 25件を表示/全45 件

10点 wharpさん

作者の年代に近かったから、すごい共感できた。
誰もが必ず苦しむ「職場の人間関係」「仕事上の責任・重圧」。
社会出るとき絶対に感じる恐怖・不安、今は特に時代がキツいから。
ひどい鬱とか神経症なったり、自殺したり、そんな仲間が結構いてたから。
そんな社会の仕組みから逃げて、スジもんなったり。
変なモンやって人アヤメたり。ほんまハッピーエンドなんて少ない。
一見、嫁はん子供がおって幸せそうでも、
みんなどっかで自分殺して泣いてる。
どんな歳のオッサンでも。
ほんまに誰にも頼らんと生きるって、そういうことやから。

種田は自分から選んでしまったんやと思う。
オレも大人になりきられへんと苦しんだから。

アジカンの歌、マジ10回は泣いたな?。
漫画の細かい部分はつっこまず、アジカンの歌とセットで10点評価。

でも、あの映画は痛かった(笑)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-20 22:05:23] [修正:2010-04-20 22:05:23] [このレビューのURL]

7点 CHAIRさん

この漫画の一番いいところ。

全2巻。

この長さは、夢だ青春だのを語るのに一番善い長さのような気がする。
それより長くても、短くても、ただの「泣かせる」漫画でしかなくなる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-14 21:34:35] [修正:2010-04-14 21:34:35] [このレビューのURL]

5点 がいさん

この漫画を読んだとき当時大学生だったのですが
夢は一応あるけど特別必死になって追っかけることもなく
先の人生に不安になりつつも何となく毎日生きて好きな人が近くにいる。
そんな主人公達の生き方に共感というか近いものを感じました。
20代ならではの「甘え」がビシビシ伝わりました。

だからそのおかげで後半はボロボロ来ました。
種田と芽衣子にはふたりで幸せになってほしかったです。
でもどちらにしろ2人は離れる結果になったのかなあ。


いい漫画だとは思いますが、時折
「この漫画センスあるでしょ?」と押し付けられているような
雰囲気を感じてしまって途中で冷めた部分もあります…。



でも20代手前から中頃ぐらいまでの方で、
モラトリアムの最中なかたはいっぺん読んでみると
何かしら感じるかなーとは思います。
そこから答えが出るかは別ですが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-08 22:43:56] [修正:2010-04-08 22:44:32] [このレビューのURL]

6点 yukoさん

映画化で話題のこの作品。
前から気になっていたこともあり、今更ですが手にとってみました。

他のレビューを見ると、大学・サークル・バンド等々、登場人物と同じ経験がある人には好評の様。
自分も実際読んでみて、良い漫画だと思いました。
青春を感じたし、普通に泣けたし、種田と芽衣子やその仲間たちの関係も素敵だと思いました。

ただ…個人的に度々イラっとする場面があったり、読み終わった後もなんだかすっきりしない感じがしました。
大学経験がなく社会人として働いている自分にとって、年上の種田や芽衣子が夢だの自由だのバンドだのと言っていることが気に入らなかったんだと思います。ただのひがみなんですが…(笑)
一番の見せ場であろう最後のバンドシーンも、特に何も思わなかったです。何故かイラっとしてしまうのです。

でも読みだせば入り込んでしまうし、泣けてしまう。
矛盾を言っているようですが、読んでよかったと思える良い漫画だと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-07 00:00:58] [修正:2010-04-07 00:00:58] [このレビューのURL]

この作品に出会ったのは、僕が高校受験に苦しんでいた時期でした。

本屋で何気なく手にとって、「面白くなかったら捨てればいいや」ぐらいの気持ちで1巻を購入しました。

家に帰って読んで、すぐに2巻を買いに行きました。

それぐらい、心からこの漫画を面白いと思えた。

種田が考えていること、芽衣子が考えていること、共感できる部分がたくさんあった。

自分の生き方に対して疑問を感じながらも、それを見過ごして淡々と、無表情な大人たちに混じって生きる。

そんな生活を、自分も送っていた。

だから、もう少しだけ、自分に正直に生きてみようかな、と思った。

この作品にめぐり合えて、本当によかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-03-15 11:22:57] [修正:2010-03-15 11:22:57] [このレビューのURL]

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