ホーム > 少年漫画 > 週刊少年サンデー > 帯をギュッとね!

7.75点(レビュー数:44人)

作者河合克敏

巻数30巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1989年~ / 小学館

更新時刻 2011-04-04 21:51:42

あらすじ 中学時代はライバルだった柔道少年・粉川巧、杉清修、斉藤浩司、三溝幸宏、宮崎茂。この5人が浜校に集結した。なんと全員が黒帯所持者。さっそく柔道部を結成し、高校生活がスタートするが…!?

シェア
Check

この漫画のレビュー

8点 gundam22vさん

時事の古さを考慮しても今なお読むに値する柔道漫画ではないかと。堅くなりがちな柔道を題材にライトな要素を取り入れて副題にある「ニューウェーブ」を実現した内容だと思います。当時だったらもっと軽く感じただろうなってほどの部活での爽やかさは今なお独自のものだと思います。主人公がこの手の漫画で珍しい彼女持ちですし、他キャラについて恋愛ネタも結構あります(古き良き時代らしくピュアそのものですが)。キャラもそれぞれ灰汁がある人間がいないのには、多少物足りなさがありますが立っていました。ギャグに古さを感じないと言えば嘘になるところもありますが、それでも笑えるのもありましたし、良い息抜きになりました(特に別所さんのお守りネタが爆笑でした)。

さらに特筆すべきところは、作者が柔道に造形が深いので本格的で分かりやすい解説、見やすい描写、多彩な技(かといってこれは非現実過ぎるというのは排除されている)、一試合ごとに時間をかけないでテンポが良い、質を求める練習内容や猛特訓している光景も頻繁にある(軽さを取り入れるとこいつらいつ練習しているのか的なスポーツ漫画もたくさんあるので)など柔道漫画として本格派の要素もしっかり感じました。全30巻あるのに引き伸ばし感がなく綺麗に完結しています。

少し迫力に欠いてしまう絵柄、キャラ描き分けの少なさ、こんなに上手く行くかよって部分(それで対戦結果が読めやすくなるところがある)はありますが、それでも総合的に名作漫画と呼べるレベルは揺るがないと思います。日本柔道界の斜陽においてもまだまだ健在だった時代なのに予言しており、それも今読んでみて作者の見識が素晴らしいと感じた箇所です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-12-03 03:17:07] [修正:2014-12-03 03:24:19]

帯をギュッとね!と同じ作者の漫画

河合克敏の情報をもっと見る

同年代の漫画

週刊少年サンデーの情報をもっと見る