はなしっぱなしのレビュー
7点 小嘘騙りさん
不思議な話を集めた短編集。
似た印象を受ける漫画作品に杉浦日向子氏の「百物語」があるが、「百物語」が主に江戸時代の奇談集に着想を得ているのに対し本作品は作者自身の奇想をよりどころとしている。
歴史資料という枠組みの中で作者が自分のイメージを表現している「百物語」とフリースタイルで自由に作者が空想を書き綴っている本作品を例えると短歌と現代詩のような関係だと思う。
何より注目すべきは表現力の高さ。
高い画力と構成力によって、読者は自然に作者のパーソナルな奇想を共有し、体験することができる。
まるで他人の頭の中を訪問しているような楽しさがある。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-09-19 20:49:35] [修正:2007-09-19 20:52:39] [このレビューのURL]
8点 Leonさん
五十嵐大介の自然を題材にした連作短編集。
この作品を初めて読もうと思っている方は五十嵐氏の
他の作品を読んでから入ったほうが良いです。
内容については自分の言葉では語れないけど
とりあえず幻想的な世界観を味わえるので
深く考えずに感じて読めばかなりハマります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2015-09-22 18:22:40] [修正:2024-05-31 09:21:45] [このレビューのURL]
8点 Dr.Strangeloveさん
やっと手に入れた。
手抜きに思われそうで嫌なんだが
今まででベスト10に入るぐらいレビューしにくい。
取りあえず頭が固い人にはお薦めできない。
深く考えずににさらっと読み流した方が面白いと思われる。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-06-13 18:11:40] [修正:2007-06-13 18:11:40] [このレビューのURL]
7点 為亀さん
日々ちょっとした合間に考えてしまう妄想をそのままマンガにして表したような作品。
同じような妄想をみてニヤついてしまったり、なんだか不思議な世界を楽しんだり。とにかく言葉であらわせるようなマンガじゃないです。
かなり独特なマンガなので、買うときは慎重になったほうがいいかもしれません。
この作品が気に入った人には、同じ作者の「そらトびタマシイ」もお勧めしたいですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2006-10-26 17:07:02] [修正:2006-10-26 17:07:02] [このレビューのURL]