ホーム > 少年漫画 > 週刊少年チャンピオン > シャカリキ!

7.9点(レビュー数:43人)

作者曽田正人

巻数18巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:1992年~ / 秋田書店

更新時刻 2011-01-12 11:56:02

あらすじ 主人公、野々村輝は8歳の時に念願の自転車を購入してもらったがその後引越し。そして引越しをした場所は坂が多いため誰も自転車に乗らず、自転車屋も1件しかない坂の町だった

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シャカリキ!のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全39 件

8点 オカシューさん

自転車ロードレースの世界を描いた熱ーい男達のドラマ。
まさに熱血、精神力が勝負を多く支配する。私の好きなタイプの漫画だ。

BSのマンガ評論番組で出演者の一人がある人気漫画を指してこう言った。
「気合いの強い方が勝つという、いわゆるバカ漫画。」
もちろんこれはそのタイプの漫画全般を某人気漫画を例に挙げて批判した訳であるが、私には納得できかねるモノであった。

理論武装した漫画が必ず面白いとも限らないし、穴だらけのストーリーも上手い作家にかかれば魅力的な作品に早変わりしたりする。
血も涙もないロボットのお話で無いのだから、根性論も人間ドラマには有効に働く時もある。

なにより若年層が入り込みやすい。大人を納得させるような面倒な説明を入れるより主人公の雄たけびシーン一つの方が漫画として正しい時もあるのではとも思う。

そんでもって「シャカリキ!」だ。

練習風景も多く描かれ丁寧に創られてはいるが気合い勝負の展開も多い。
友人の声援で主人公のパワーは復活するしタイヤがパンクした自転車をかついで坂を登るシーンなどノリで読めない人には辛い所もあるかもしれない。だけど知るもんか。

この熱さははずせない。はずせないんだ。
シャカリキがシャカリキでなくなってしまう。

さぶいぼが立つほどの熱血を、血液が逆流するほどの熱血を。

美術品や骨とう品の評価は高名な評論家の言う事が正しいであろう。
しかし少年漫画は違う。テレビに出るようなおっさん評論家の言う事よりもそこいらの小学生の評価の方が正しかったりもする。
だから昔も今も気合い漫画は子供たちに受け入れられ読み続けられている。

バカ漫画とは少年漫画では褒め言葉だ。

バカバカしいほど熱い展開、熱いキャラ。

「シャカリキ!」は気合いで読むのがよいでしょう。








ナイスレビュー: 3

[投稿:2009-12-27 16:54:54] [修正:2009-12-27 17:28:06] [このレビューのURL]

10点 dollboxさん

最後のステージ「ツール・ド・おきなわ」にこのマンガのすべてが凝縮されています。
鳴り響く歓声、きしむ筋肉とフレーム、ほとばしる熱気と燃え尽きても構わないと言わんばかりのテンション。
そしてすべてを捧げた自転車馬鹿たちの魂!
殺気すら感じる彼らのレースは読んでるこっちも常にテンションMAX!一瞬たりとも気を抜けません!

そして決着の瞬間、坂バカ・テルとロケット・ユタの頂上決戦を目撃せずしてスポーツ漫画を語るべからずですよ!
まさに魂の作家 曽田正人を語るにふさわしい作品です。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2005-07-30 00:59:47] [修正:2005-07-30 00:59:47] [このレビューのURL]

8点 チャドさん

やはりこの人は極限状態を描くのがダントツに上手い。
まさかここまで感動できるとは思ってなかった。
個人的には、やはり最後の勝負が泣けた。
脇役もしっかりしてるし、ストーリーもちゃんと終わってるのがいい。
この人の作品は、是非読むべし。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-03-25 19:24:50] [修正:2008-03-25 19:24:50] [このレビューのURL]

8点 クラムボンさん

初の長編連載だけあり、作者自身もまだ洗練されてない原石のまま突っ走ってる印象。
この作品のおもしろさは「まっすぐで熱い」という一点にのみ特化しているところではないでしょうか。(むしろ振り切っている)
構成や奥深さで言えば、間違いなく後の作品たちに分があるのだけど、熱量で言えば『シャカリキ!』には叶わないとわたしは思います。
なんて言うか、例えるならロックバンドのデビューアルバムのような、そのキャリアにおいて二度と出せないであろう「ある一瞬」のエネルギーが真空パックされたような、そんな印象です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-01-25 00:52:50] [修正:2007-01-25 00:52:50] [このレビューのURL]

7点 booさん

漫画に限らず音楽やアートでもそうだが、新人の荒削りなよく分からない勢いというのがつぼにはまるとすごい力を出す時がある。もちろん盛大に失敗することもある(それが普通)。
シャカリキ!は間違いなく前者だ。曽田さんはストーリーで読ませるのではなく、熱い展開と迫力ある演出魅せる作家である。それがうまくその荒削りな感じと相性が良かったのか名作という域まで突っ走ってしまった感じがする。

多分今の曽田さんには描けない。
もちろんその後の昴やCapetaでは絵や演出力、話の質全て格段に上がっている。天才を狂人と紙一重に描く方法論も確立されたのはこれ以後だろう。
でもシャカリキ!では全体的なこの原石感というのがすごく良いのだ。話に齟齬や無茶な所があってもそれこそが読者を熱くさせる、その圧倒的な力はNO1だと思う。諸刃の剣ではあるが、波長が合う人なら鳥肌立ちっぱなしでしょうね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-07-16 00:15:04] [修正:2011-07-16 00:15:04] [このレビューのURL]

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