あらすじ アトランティスの滅亡、ナザレのイエスの奇跡。天上界の荒廃…それはすべての“シ... 続きを表示>>
百億の昼と千億の夜のレビュー
9点 kuroneko3298さん
神により一瞬で滅ぼされたアトランティスを見つめ哲学者プラトンは
ある疑問を抱いた。
---われわれ人間がいったい何をしたというのか----!?。
彼を座標に 仏陀、阿修羅王・弥勒・ユダ・キリストらが登場し-
「シ」なる神の存在を真理を--突き詰めていく---。
「宇宙と人と神の真理」に迫る壮大なSFロマン!
光瀬 龍氏の小説を萩尾氏が漫画化!!
あのイエスが 阿修羅王・プラトンとは相反する位置におり、イエスを裏切るユダがカレラ側にいる展開。阿修羅王が女。神(弥勒)がただの銅像だったなど・
ものすごーく難解な作品ながらひきこまれちゃうのは やっぱ時空の旅等3次元な物語を混乱なく描いてしまう--萩尾さんならではンだと思う。
天上界・理想郷・崩壊後の世界---圧巻。
「シ」と呼ばれるものの正体とはナンなのか---。
それを知った?阿修羅王に広がる無限の宇宙空間---。
そこに--百億の昼と千億の夜---をみた気がするのは私だけでしょうか!?
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[投稿:2013-01-25 12:01:34] [修正:2013-01-25 12:01:34] [このレビューのURL]
7点 ジブリ好き!さん
萩尾望都の画には不満ないです。少し古臭いですが。
原作者評価というわけではないのですが、話の方の感想を。
アトランティスの造形やイエス(キリスト)を悪役とする大胆な歴史の捉え方は好きでした。
問題はまとまっているとも投げているとも取れるラスト。
壮大なSFとして間違いなく完成度は高いのだけれど、せっかくならもっともっと踏み込んでほしかったなぁ。「あらかじめ滅びの宿命を植え付ける」とか「ディラックの海」とか、そこまで盛り上げてくれたならマトリョーシカのような宇宙論じゃなくて、百億と千億の彼方まで描いてもよかったのに。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-11-17 22:16:03] [修正:2011-11-17 22:16:03] [このレビューのURL]
6点 torinokidさん
ストーリーは壮大。
舞台は虚数空間やら涅槃やら...。
よくこのデカイ話を2巻でまとめたもんだ。
若干詰め込み過ぎな感も否めないが。
キーワードは「シ」。
主人公の阿修羅王は非常に魅力的。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-04-21 01:28:18] [修正:2011-04-25 17:37:08] [このレビューのURL]
8点 鈴森一さん
読解力の要求される作品です。
一度では完全に読解できず、何度も読み返してしまいました。
スケールの大きなSF作品です。
夜長に読み、作品の世界にどっぷりと浸かってください。
なお、ストーリーを読解できない人もたくさんいると思います。
そういう意味で、読者を選ぶ作品です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-07 23:10:44] [修正:2010-04-07 23:10:44] [このレビューのURL]
6点 NIMUさん
うーん、評価に悩みます。
評価しようとするとなんだか萩尾望都の評価というより原作者の光瀬龍の評価になってしまってるような気がします。まあ原作自体は読んだこと無いのですけどね。
人が一度は考えるだろう生命の起源に挑み結局分からないよという点に着地してしまった話だと思います(合ってるかな?)。少し寂しい話です。
あと阿修羅王は魅力的過ぎるキャラだと思う。
半端な評価の仕方で恐縮だが6点で。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2008-07-17 00:25:12] [修正:2008-07-19 00:11:50] [このレビューのURL]
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