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7.52点(レビュー数:53人)

作者古谷実

巻数13巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1993年~ / 講談社

更新時刻 2011-04-15 20:23:20

あらすじ 熱血少年・竹田が率いる卓球部には、妖怪たちが住むという――。
変態の前野、 「あしたのジョー」オタクの井沢、ハーフの毒ガス王子こと田辺、ド級のムッツリスケベ・田中。副部長の木之下だけが、稲中一のモテ男!
個性豊かな部員がそろうこのクラブは、まさに変人の園……。
濃厚ピンポン・ライフ、ギャグの渦巻く青春グラフィティーのはじまり!

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行け!稲中卓球部のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全53 件

9点 ヨノナカさん

ギャグ漫画はギャグがメインの漫画のことを指すのだけれども、不思議なことにギャグ漫画はギャグだけでは作品としては上手くいかなくて、ギャグ以外の何かが入ってやっとスッキリとした形になります。正確に言うと、ギャグの「下味」に一つ工夫が必要なわけで。稲中に関して言えば、それは作者独特の世界観というか哲学だったりしたわけです。

しかしギャグ漫画ってのは不思議ですねー
真正面から哲学を語られてもなんか構えちゃって眉唾くらいにしか思わないんだけれども、ギャグの中に哲学を織り込むと不思議なくらいに心の真芯を捉えられてしまう。しかもそれが半ば無意識的になんだからスゴイ。

宮崎駿映画もそうですが、哲学+漫画(アニメ)という組み合わせは日本が誇る最高の組み合わせですよね。ご飯とみそ汁?

ナイスレビュー: 2

[投稿:2007-03-10 17:53:42] [修正:2007-03-10 17:53:42] [このレビューのURL]

9点 ynhmktさん

今までこれほどまでに大爆笑した漫画はありません!!
俺は32になった今でも酔っ払ったおじさまたちの昭和の下品な下ネタによくドン引きするんだけど、この作品の下品さと下ネタはすんなり許せるんだよね!?
俺が今でも忘れられないのがあのおばちゃんへのケツチョップ!!
そしてそのあとのリアクション!!
いや?兄貴と二人で腹が痛くなるほど笑いました!!
あと今読んでも結構エロいよね?
俺もリアルタイムで中学生だ
ったから兄貴に隠れながらこそこそ読んでました(笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-08-02 00:06:49] [修正:2012-08-02 00:11:07] [このレビューのURL]

1点 chanさん

昔流行ってたけど、ちょっとこれにはついていけなかった。
こういうノリにハマれれば多分面白いんだろう。
まあギャグマンガなんて大抵そんなもんだよなあと思いつつ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-08-27 15:35:06] [修正:2011-08-27 15:35:06] [このレビューのURL]

10点 100gさん

人生に影響するとか書かれちゃうと躊躇してしまうが、読んだ漫画の中でも輝いて魅力のある作品だと思います。
自分自身はギャグ漫画はあまり好きではないのだが、この作品の笑いの壺はすさまじいです。
ギャグ漫画1位です。
この漫画を読んで考える事なんかないし、下品だし、しょうもない内容なんだけど、そもそも漫画ってこういうもんだよな!って言えてしまう内容でしょう。
無人島に持っていく漫画って質問なら、この漫画を選ぶかもしれません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-07-31 02:44:39] [修正:2011-07-31 02:44:39] [このレビューのURL]

9点 拙僧若輩にてさん

 言わずと知れたギャグ漫画の頂点。

 連載終了後、十五年が経とうとしている今なおこの作品を越えるギャグ漫画は出ていないという、圧倒的な力を持った作品。
 
 私はこの作者については、新井英樹しかり、天才とXXXの紙一重の所に心を置く人間が突出した作品を生み出すことの典型であると捉えている。
 
 ヒメアノールなど後の作品を読めば、この作者がいかに常軌を逸した所で人間の深層を見ているかが分かり、また同時に、そんな人物だからこそ他人には決して真似できない笑いが生まれているということが分かる。
 
 思うに、人間の表現力というものはその人間の持つ感性に裏打ちされているが、この作者の感性の輪は私のような凡人のそれよりも一回りも二回りも大きく、それ故にどのように面白かったか説明はし辛いがただひたすら笑えるというギャグが多く見られる。
(この点においては松本人志に共通するものがある)

 1,2巻はバレーボーイズとあまり変わらない、ただ下品なだけで笑えない内容でありこそすれ、喉もと過ぎればなんとやらで、そこを堪えれば至上の笑いが私達を待ち受けている。
 1巻だけ読んで敬遠されている方がおられるならば是非もう一度読み直してみて頂きたい。
 
 ここからは個人的な感想で。
 
 この作品には悶絶するような笑いが多々ありましたが、その中でもイガグリ田中の「送れぇーーーーッ!!」は私にとってギャグ漫画史上屈指の名言であると思っています。これが私の「マイ稲中」です。
 あなたの「マイ稲中」はどの笑いだったでしょうか?
 浣腸ワールドカップ? 死ね死ね団? 竹田の「おっぱい」? 海での合宿? それとも……

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-17 05:09:53] [修正:2011-06-17 08:37:16] [このレビューのURL]

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